クリスタルボウルとは?

水晶から作られた不思議な楽器・クリスタルボウルをwiki的に詳しくご紹介します。音が持つ無限の可能性をぜひ体験してみてください。

クリスタルボウルの生演奏を体験したい方はこちら、購入したい方はこちら、演奏方法を学びたい方はこちらへどうぞ。

※「クリスタルボール(Ball)」ではなく「クリスタルボウル(Bowl)」が正しい表記です

クリスタルボウルとは

クリスタルボウルは、音による癒し「サウンドヒーリング」や瞑想のための楽器です。

その音に包まれ続けると、瑞々しい感性としなやかな思考が、安らぎとともに自分の中から導き出されてくるような体験ができます。

 

クリスタルボウルは、天然の水晶やシリカサンドという砂を約2,000度の高温で溶融し、円筒形(ボウル型)に固め直して製造されます。

※シリカが自然界で結晶化すると水晶になります

ボウルひとつにつき、ひとつの音階(ドレミファソラシ〜)があり、「マレット」という専用のバチでボウルのフチ部分を優しく叩いたり、ゆっくりとこすったりすることで、とても長く・透明感あふれる音を出すことができます。

クリスタルボウルのような形状をした楽器は「シンギング(歌う)ボウル(うつわ)」と呼ばれ、チベットやネパール、中国や日本といった東洋の国々で古くから瞑想や宗教儀式に使われてきました。

仏壇の前にある金色の「おりん」や、年末に叩く「除夜の鐘」の鐘も、シンギングボウルの一種です(除夜の鐘の場合は上下が逆さまになっています)。

singingbowl

水晶(石)から作られたクリスタルボウルは(金属製のおりんに比べると)非常にやわらかく、残響の長い音を出すことができます。

さらに、クリスタルボウルはドレミファソラシの音階に合わせて製造・販売されているので、複数のクリスタルボウルを使えば音楽的な演奏ができるのも特徴です(ひとつのボウルにつき、ひとつの音階です)。

クリスタルボウルの歴史

クリスタルボウルのアイデアは1980年代にアメリカで偶然産まれました。

最初に「石英るつぼ」という工業製品がありました。これは(クリスタルボウルと同じく)シリカサンドを溶かして作った寸胴鍋のようなもので、水晶が持つ「どのような環境でも物質として安定している」という特性を活かして、コンピュータ・チップで使われるシリコンの製造に用いられていました。楽器でも何でもなく、工場にある道具のひとつだったのです(石英るつぼは現在でも工場で使われています)。

あるとき、石英るつぼを叩くとすごい音が鳴ることに気づいた人たちが、楽器として使い始めました。その後、1989年にイタリア人のアワホシ・キャバン(旧名:シスター・バッカ)がサウンドヒーリング楽器としての使い方を考案・体系化し、「クリスタルボウル・ヒーリング」という新しいサウンドヒーリングが生まれました。

現在は楽器としての改良が進み、アメリカ、ドイツ、中国などで、さまざまな種類のクリスタルボウルが製造されています。また、サウンドヒーリングの方法論も、たくさんの奏者がそれぞれの理想を求めて日々切磋琢磨しています。

クリスタルボウルはどこの楽器? どんな歴史? と聞かれると、なかなか一言では言い表すことができないのですが・・・

  1. おわん型の楽器(シンギングボウル)は主に東洋に古くから存在した
  2. それに似た形の「石英るつぼ」が楽器になるんじゃないかと閃いた人が西洋にいた
  3. ヒーリング楽器として使われ始めた
  4. より楽器らしく演奏できるように、さまざまな改良が行われた

というような歴史を持っています。東洋の叡智と西洋の閃きが融合して産まれたとも言えるでしょう。

ココがポイント

クリスタルボウルがこの世界に誕生してから、まだ30年くらいしか歴史がありません。日々、たくさんの奏者がそれぞれの理想を目指して切磋琢磨しています

クリスタルボウルの効果

クリスタルボウルは明確なメロディを鳴らす楽器ではなく、「ごわ〜〜〜ん」「こよよ〜〜〜〜ん」というような、音そのもの、波動そのものを感じるための楽器です。

※クリスタルボウルの音は空気中を波のように伝わるため、波動と表記しています

クリスタルボウルの波動は「美しい音の響き」を持っています。美しい音の響きは精神の緊張を和らげ、深い意識の状態(瞑想・内観)や、高い意識の状態(覚醒・ワンネス)を導き出してくれます。

※どのような意識が導き出されるのかは演奏方法・演奏技術によって変わります

また、クリスタルボウルの波動は「心地よい音の音圧」を持っています。心地よい音の音圧は細かなマッサージのように、身体の隅々を震わせて、感じたことのないようなリラックスを導き出してくれます。さらに、クリスタルボウルは円筒形をしているため、ボウルから発せられる波動は360度すべての方向に広がっていき、空間全体・身体全体を包み込みます。

美しい音の響きと心地よい音の音圧に包まれ続けると、私たちの意識は緊張や思考から離れ、感覚が優位になった状態、「感覚共振」の状態へと導かれます。

感覚共振の状態では、深い瞑想ができたり、ぐっすりと眠れたり、気づきや閃きを得たり、スピリチュアルな体験をすることもあります。

 

クリスタルボウルの体験はかなり特別ではありますが、奇跡を起こすようなものという側面だけでなく、アートに触れたり、お花を部屋に飾ったりするのと同じような、瑞々しい感性としなやかな思考を、安らぎとともに自分の中に作り出してくれるものであると私(Crystal Sound Laboratory® / Magali Luhan)は考えています。

ココがポイント

美しい音の響きと心地よい音の音圧に包まれ続けることで、意識が緊張や思考から離れて感覚が優位となった「感覚共振」の状態になり、そこから特別な体験が導き出されてきます

クリスタルボウルを体験したいときは

クリスタルボウルを体験できるイベントや演奏会を、たくさんの奏者・団体が実施しています。

さまざまな演奏方法や雰囲気がありますので、あらかじめホームページやYouTubeで演奏や雰囲気を確認してから参加されることをオススメします。

私のイベントはおひとりでも気軽に参加いただけることを大切にしています。勧誘やセールス、コミュニティ作りや感想のシェアタイムはありません。全国各地で毎月開催しています。

これからのイベントスケジュール

※画像をタップすると拡大表示されます

※私のイベントはほとんどの方がおひとり参加ですので、「趣味の合う友人と出会いたい」というような目的には適していないと思います。申し訳ございません

CD・YouTube

いつでもどこでも楽しめる、クリスタルボウルのCDやYouTubeもさまざまなものがリリースされています。

私もYouTubeで演奏を公開しています。URLはこちら↓

https://www.youtube.com/c/crystalbowl

生演奏に比べると、CDやYouTubeはどうしても音の立体感・臨場感では劣ってしまいます。でも、いつでもどこでも楽しめるのは大きな魅力です。

より効果を高めるために・・・

  • なるべくリラックスできる服装・場所・時間に聴く
  • 少しだけ小さな音量で再生する
  • 自分の好みに合ったものを選ぶ

のがオススメです。

車を運転しながら聞いたり、カフェのBGMとして流すといった聞き方には向いていません。ベッドの中で聞くのが一番です。

長時間の動画なら、再生したまま眠るのも心地よいですよ。

サウンド・バスについて

クリスタルボウルにはさまざまな解釈・演奏方法があります。私は「サウンド・バス(SOUND BATH)」という概念に基づいてクリスタルボウルの演奏を行っています。

サウンド・バスはアメリカで産まれたサウンドヒーリングの概念です。バス(BATH)とはお風呂のこと。

クリスタルボウルを中心に、さまざまな楽器で演奏を作り上げ、お風呂に入るようにゆったりと全身で音を浴びてリラックスすることで、心身にポジティブな効果を導き出していきます。

サウンド・バスでは、さまざまな体験は「自分自身(聴者自身)の中から導き出されてくるもの」と考えています。

クリスタルボウルという楽器や、演奏している奏者からスーパーパワーが出ているのではありません。演奏においてはボウルや奏者は裏方で、主役は聴者です。私が黒い服装で演奏をしているのは、奏者は裏方(黒子)であるためです。

また、特定の宗教的な雰囲気、スピリチュアルな主張(押しつけ)がないのもサウンド・バスの特徴です。

演奏会場にマリア像や仏像を置くことはありません。参加者はそれぞれの宗教・それぞれのスピリチュアリティを大切にしながら、音を楽しむことができます。

※そのため、宗教的な衣装で「サウンド・バスイベントをやります」とか、神社の中で「サウンド・バスの奉納演奏です」というのは正しい使い方ではありません

※こちら(奏者)側から主張(押しつけ)をするのではなく、聴者の方がそれぞれの宗教的な体験やスピリチュアル的な体験をされることを大切にしています。それぞれのスピリチュアリティを否定するものではありません

サウンド・バスの特徴をまとめると・・・

  1. クリスタルボウルを中心に、心地よい音で演奏されるサウンドヒーリング
  2. リラックスすることが大切なので、寝転がった状態で聞く
  3. 体験は聴者の内側から導き出されてくる(楽器や奏者が与えるものではない)
  4. 宗教的な要素、スピリチュアルな要素を奏者からは押しつけない

というようなものです。

サウンド・バスの演奏方法を学びたい方に向けて「クリスタルボウル サウンド・バススクール」という完全マンツーマンのスクールも全国で実施しています。

クリスタルボウルの活用方法

クリスタルボウルには、音を聴いてリラックスするサウンドヒーリングだけでなく、さまざまな活用方法があります。

クリスタルボウルの演奏をBGMとしてヨガを行うのはとても人気です。最後のポーズ・シャバーサナも、ふだん以上に心地よくなるはず。

YOGA JAPAN 2019での演奏風景

私も満月に合わせてヨガとのコラボイベントを定期開催しているほか、ヨガフェスタ横浜やYOGA JAPANといった大きなヨガイベントでも演奏をさせていただきました。

クリスタルボウルと瞑想も非常に相性がよいです。音に包まれることでスムーズに深い瞑想状態を体験できます。

Consciousness Hacking TOKYOでの演奏風景

これは、海に浮かぶのと似ています。上手な人なら自然に力を抜いて浮くことができますが、慣れない人だと「沈んだらどうしよう」と、無意識に身体が硬くなってしまいます。でも、そこに浮き輪があれば、浮き輪を支えにして誰でも気軽に楽しめますよね。

自力で浮くのと浮き輪で浮くのは厳密には違うけれど、浮くことの心地よさを知れば、不安を減らして自力で浮くことに近づけます。

クリスタルボウルは、まさにこの浮き輪の役割です。音が意識の支えとなり、スムーズに深い状態へ近づくことができます。

そのほか、クリスタルボウルとマッサージのコラボや、セラピー・カウンセリング・リーディングとのコラボなど、さまざまな活用方法が編み出されています。

ココがポイント

クリスタルボウルの音はさまざまな体験を底上げしてくれます。シンプルに音に包まれるクリスタルボウル サウンド・バス®以外にも、コラボイベントもぜひ体験してみてください

クリスタルボウルは怪しい? 胡散臭い?

前述のとおり、クリスタルボウルがこの世界に誕生してから30年くらいしか歴史がありません。日々、たくさんの奏者がそれぞれの理想を目指して切磋琢磨している最中です(伝統芸能のようなものではありません)。

そのため、クリスタルボウルについての解釈(考え方)や、演奏方法も千差万別です。ほかの楽器のように、細かなジャンル分けがまだ確立されていないのです。

人によっては、クリスタルボウルが怪しい、胡散臭いものに見えてしまうような解釈(考え方)や、演奏方法があるかもしれません。

もし、そういったものと出会ったときには、「趣味が合わない」と思って距離を置き、自分の好みに合うものを探してみましょう。本当に千差万別です。

クリスタルボウルは宗教?

奏者によっては宗教的なイメージ(巫女服など)を取り入れて、宗教施設(神社仏閣等)での「奉納演奏(神に捧げる演奏)」を行ってたり、団体によっては階級やランクを設定しているところもあります。

これらは「雰囲気作り」や「奏者の好み(娯楽)」です。クリスタルボウル = 宗教ではありません。

ロックバンドでも、デーモン閣下(聖飢魔II)のような人(悪魔)もいれば、普段着で演奏している人もいますよね。その雰囲気が気に入れば、遊びに行ってみてもよいと思いますし、そうでなければ、そうではない奏者・団体を選んだ方が違和感がないでしょう。

ココがポイント

いろいろな奏者・団体がいますので、自分の好みに合うものを探してみましょう

科学的な研究について

クリスタルボウルの効果について、信頼に耐えうる科学的な研究は行われていません。

ひとりの奏者が数人の聴者を相手に実験をしたところで統計学的なデータとしての価値は認められないですし、ほかの奏者がまったく同じ演奏ができるわけでもありません(ほぼ不可能です)。

「海外では医療現場でも使われている」と紹介されることもありますが、具体的なクリニック名がないならば、ひょっとしたらアマゾン奥地のシャーマンのことかもしれません。また、医師免許を持っている人が演奏することと、医療行為として公に認められているかはまったく別の話です。

まだまだ未知の部分が多いため、自分の体感を大切に体験いただけばと思います。

クリスタルボウルの種類

クリスタルボウルは大きく3つの世代に分けることができます。それぞれに特徴があり、大きさや音色が異なっています。

クラシックフロステッドボウル

一番最初に登場したのが、現在では「クラシックフロステッドボウル」や「フロスト」と呼ばれる、大きくて重たい乳白色のボウルです。

※クラシックフロステッドボウルは後述するクリアーライトボウル、アルケミーボウルとは音の響き方や演奏方法、サイズや重量が大きく違います。買い間違えにご注意ください


img via:https://amzn.to/2nDlok2

クラシックフロステッドボウルには以下のような特徴があります。

  • 純粋な水晶のみを原材料として製造されている
  • 色は乳白色か、塗料によって赤色や緑色の単色で色づけされたものも
  • 大きさは8インチ(20.32cm)以上から、タライのように巨大なものまで
  • 厚みがあるために頑丈で壊れにくく、パワフルな演奏や屋外での演奏にも耐えられる
  • とても重たく、大きなものだと女性ひとりでは持ち上げるのが困難になるほど
  • 「ごい〜〜〜ん」という、肉体に響く重厚な大音量を出すことができる
  • 価格は安い。ひとつ1万円程度から

クリアーライトボウル

次に登場したのが、純粋な水晶の素材はそのままに、楽器として使用しやすいように薄く・軽量化した透明な「クリアーライトボウル(クリアーボウル)」。

クラシックフロステッドボウルに比べて、音の伸び(残響音の長さ)が格段に進歩したため、複数の音階を重ねてハーモニーを作る演奏ができるようになりました。

クリアーライトボウルには以下のような特徴があります。

  • 純粋な水晶のみを原材料として製造されている
  • 色は乳白色か完全な透明。現在は乳白色のものはほとんど流通していない
  • 大きさは6インチ(15.24cm)から10インチ(25.54cm)程度
  • 厚みは3mm程度なので、強い打撃が加わると割れてしまう
  • ひとつあたりの重量は900g以下。複数個を重ねて持ち運べるようになった
  • 「こ〜〜〜〜ん」という、精神に響く素直なヒーリングの音
  • 価格はほどほど。ひとつ5万円程度

購入したい!という方は、こちらからショッピングページをご覧ください。

アルケミーボウル

三番目に登場したのが、クリアーライトボウルへパワーストーンや貴金属を混ぜたりコーティングした「アルケミーボウル」。

カラフルな見た目になり、カラーセラピーのような使い方もできるようになりました。

アルケミーボウルには以下のような特徴があります。

  • 純粋な水晶と、さまざまなパワーストーンや貴金属を混ぜて製造されている
  • 混ぜられる素材によって見た目(カラー)はさまざま
  • 大きさは6インチ(15.24cm)から10インチ(25.54cm)程度
  • 厚みは3mm程度なので、強い打撃が加わると割れてしまう
  • ひとつあたりの重量は900g以下。複数個を重ねて持ち運べるようになった
  • 「こい〜〜〜ん」という、強い倍音を持った複雑な音
  • 価格は高い。ひとつ10万円以上

アルケミーボウルの中にも、いくつかの世代・種類が存在しています。

ココがポイント

クリスタルボウルにはさまざまな種類があり、演奏方法や音の雰囲気が異なっています。たくさん体験して、好みのものを探してみましょう

クリスタルボウルの形状

クリスタルボウルの形状にはいくつかのバリエーションがあります。

フラットボトム

もっとも一般的なのは、炊飯器の内釜のように底面が緩やかに丸くなった「フラットボトム」。演奏時は下にOリングやゴムマットを置きます。重ねて収納・運搬ができるため、取り扱いしやすいです。特に表記がなければフラットボトムであると考えてよいでしょう。

ラウンドボトム

底面が玉子のように大きくラウンドしているのが「ラウンドボトム」。真ん中に穴の空いた丸座布団のような「ボウルピロー」の上に置いて演奏します(そのまま置くとゴロリと転がります)。ラウンドボトムとフラットボトムを入れ子にすると、底面に隙間ができてしまいます。ラウンドボトムのメリットは特に存在しません。フラットボトムの方が扱いやすいです。

プラクティショナー

小さなボウルの底面に棒状の持ち手を付けたのが「プラクティショナー」。片手に持って演奏をします。音を鳴らしながら歩き回ったり、聴者の身体の近くでボウルを動かしたり、持ち手の柄の部分をツボ押しのように当ててダイレクトに音の振動を伝えることができます。ただし、持ち手があるため、そのまま床に置いて演奏することや、ほかのボウルと重ねて収納することはできません。大人数のイベントより、個人セッションのときに活躍します。

π(パイ)型、ラッパ型

紙コップのようにボウルの上側が広く、底側が狭く作られたもの。通常の形状のボウルとは重ねづらく、上下がアンバランスなので演奏しづらいです。この形状であることが特に表記されていない場合もあるため、個人売買等では注意をしておきましょう。

クリスタルボウルの大きさ

クリスタルボウルは真上から見たときの「円の直径」を基準として、さまざまな大きさで作られています。

大きさの単位はテレビのように「インチ」で表します(1インチは約2.54cm)。同じ大きさのボウルでも「縦の高さ」はさまざまに異なります。

一般的に、クリアーライトボウル/アルケミーボウルであれば、9インチ以上を「大きなボウル」、7インチ以下を「小さなボウル」と呼び、クラシック・フロステッドボウルであれば、14インチ以上を「大きなボウル」、8インチ以下を「小さなボウル」と呼ぶことが多いです。

大きなボウルは音の響きも大きくなるので、簡単に演奏することができますが、値段は高くなり、収納や運搬も大変になります。小さなボウルは値段が安くて取り回しも簡単ですが、音の響きも小さいため、上手に演奏するには技術が必要です。クリアーライトボウル/アルケミーボウルであれば、6インチから9インチくらいのサイズ違いで揃えていけば、運搬のしやすさと演奏のしやすさのバランスがよいでしょう。

なお、大きさの表記基準は大雑把なところがあります。特にアルケミーボウルは曖昧で、実測だと7.2インチのボウルが「8インチ」と表記されていたり、反対に7.6インチのボウルが「7インチ」と表記されていたり、単純な四捨五入でもなく、基準が一定ではないようです。メーカーの表記だけでなく、定規を当てて実際の大きさを計ってみることをオススメします。

クリスタルボウルの収納・運搬方法

クリスタルボウルに強い衝撃が加わると、お茶碗が割れるようにボウルも割れてしまう恐れがあります。割れたボウルを元通りに修復するのは、ほぼ不可能です。クリスタルボウルを収納・運搬するときは、なるべく専用のクリスタルボウルケースを使用しましょう。

大きさが1インチ以上違うボウル同士であれば、お茶碗を重ねるように「入れ子」にできるため、収納・運搬が便利になります。たとえば、8インチのボウル同士では(同じ大きさなので)重ねることができませんが、8インチ・9インチ・10インチとサイズを変えておくと、それぞれのボウルを重ねて、ひとつのカタマリにすることが可能です。

重ねるときはボウル同士が裸の状態で直接触れ合わないように、ひとつずつを大きなビニール袋で包み、それぞれのボウルの内側には(次に内側に入れるボウルの底面の)クッションになるようにOリングを入れておきます。

重ねるボウルのサイズが2インチ以上違う場合は、ボウル同士の間に大きな隙間ができてしまい、持ち歩いたときにボウルが揺れてゴツゴツとぶつかり合うことがあります。プチプチのような緩衝材を挟んで隙間を塞いでおきましょう。

  1. クリスタルボウルをひとつずつビニール袋に入れる
  2. それぞれの内側にOリングを入れる
  3. 重ねていく
  4. 大きな隙間ができるときはプチプチ等で隙間を塞ぐ

という手順です。

丁寧に扱えば、クリスタルボウルは長く使い続けることができます。私は同じボウルを10年以上使っています。

※おおざっぱな雰囲気として、クリスタルボウルは「どんぶり」くらいの強度です。極薄のワイングラスのように「握っただけで割れそう」というようなものではありません

クリスタルボウルの保管方法

クリスタルボウルは水晶という「石」から作られているため、バイオリンやギターのような木製の楽器に比べて温度や湿度の変化に強く、取り扱いが簡単です。乱暴な話、庭先にそのまま置いていても、物置に放置していても、強い衝撃さえ与えなければ大丈夫なのです。

※直射日光が当たる場所や車の車内など、極端に室温が高くなる環境に保管するのは避けた方が安全です

ただ、できれば通常の室内に保管し、丁寧に扱うようにしましょう。そうすれば、クリスタルボウルやクリスタルボウルの演奏で作り出される世界と、さらに丁寧に向き合うことができるようになるはずです。

クリスタルボウルを棚などに並べてディスプレイするのはとても素敵ですが、地震などへの対策が必ず必要です。常に飾っておくより、箱やケースにしまっておく方が安全性は高まります。

クリスタルボウルのお手入れ・浄化方法

クリスタルボウルは基本的にはメンテナンスフリーで使用し続けることができます。布で磨いたり、油を塗ったりといったメンテナンスは必要ありません。

屋外で演奏して土汚れが付いたときや、内側にキャンドルを入れてススが付いたときなどは、やさしく水をかけて丸洗いしましょう。基本的には水洗いのみ、汚れが強く付着したときは、塩や重曹などで軽くこすって洗います。化学的な洗剤は避けた方が安全です。

洗い終わったボウルは清潔なタオルで大まかに水分を取り、安全な場所で乾燥させておしまいです。乾くまでの時間はとても早いです。

物質的な汚れを落とすのでなく、クリスタルボウルそのものを「浄化」したいときも流水で行えます。

パワーストーンの水晶を浄化するときと同じように、流れる水とともにクリスタルボウルに溜まった古いエネルギーが流れ去り、新しいエネルギーをまとっているようなイメージを持ちながら洗ってあげましょう。ほかにも、セージを使ったり、月光浴をさせたり、水晶と同じように浄化が可能です。

浄化のタイミングは、自分で「浄化してあげたいな」と思ったタイミングで構いません。私は冬至・夏至・春分・秋分の二至二分のタイミングでしっかり浄化をして、新しい季節に向かうようにしています。

浄化という行為を通じて、クリスタルボウルやクリスタルボウルの演奏で作り出される世界と、さらに丁寧に向き合うことができるようになると思います。

クリスタルボウルの演奏で使うもの

クリスタルボウルの演奏にはマレットという専用のバチと、Oリングやゴムマットなどのクッションを使用します。

演奏用のバチ「マレット」

クリスタルボウルを鳴らすための専用のバチが「マレット」です(英語圏では「ストライカー」とも呼ばれます)。

もっとも広く使われているのは、チクワのような中空のプラスチックの棒に、ザラザラとしたスウェードの革を巻き付け、両端をゴムで覆った「スウェードマレット」。

それぞれの手に一本ずつ持って、両手で使用します(両手で合計2本)。

メーカーによってマレットの長さや太さ、重量がわずかに異なっています。太くて重たいマレットは簡単に強い音を出せますが、やわらかな演奏には不向きで、細くて軽いマレットは音を出すのは少し困難ですが、やわらかな演奏を行うことができます。機会があれば、さまざまなメーカーのマレットを鳴らし比べてみましょう。

長く使い続けていると少しずつスウェードが摩耗してくるので、大きく劣化したら交換をする必要があります(一般的な使用頻度であれば、数年に1回程度だと思います)。

Oリング

黒色のゴム製や白色のシリコン製など、さまざまな素材で作られた、直径10cm程度の丸い輪っかがOリング。少し高価ですが、シリコン製のOリングの方が音の響きはよくなります。

ボウルの下に置いて(床とボウルの間に挟んで)、クッションとして使用します。ボウルをそのまま硬い床に置いくのはボウルにダメージを与えてしまいます。常にOリングのようにやわらかいものの上に置くようにしましょう。

ゴムマット

Oリングのかわりに、家具の滑り止めシートやヨガマットなど、やわらかなゴム製のマットの上にボウルを並べて演奏することもできます。Oリングのようにひとつずつ設置する手間がかからないため、たくさんのボウルを素早く並べたいときに便利です。

クリスタルボウルを演奏してみたい!という方は

クリスタルボウルを自分で演奏することに興味をお持ちの方は「クリスタルボウルの鳴らし方・演奏方法」のページも併せてご覧ください。

本格的に演奏方法を学びたい方には「クリスタルボウル サウンド・バス® スクール」というマンツーマンレッスンを行っています。クリスタルボウルを購入したい方はこちら

私について

私・Magali Luhanは2005年ごろからクリスタルボウルの演奏をスタートし、自主イベントを毎月開催しているほか、ヨガフェスタ横浜やYOGA JAPANでのコラボ演奏、都会のリトリートサロン「UNBORN」への楽曲提供を行っています。

Crystal Sound Laboratory®というブランド名でのクリスタルボウルの販売プロデュースや、サウンド・バスの演奏方法を学びたい方に向けて「クリスタルボウル サウンド・バススクール」という完全マンツーマンのスクールも全国で実施し、クリスタルボウルの体験をより身近にできるように未来を模索しています。

トレンド・カルチャー・ライフスタイルWEBマガジン「TABI LABO」へ、クリスタルボウルやサウンド・バス®についてのインタビュー記事が掲載されました。

「マインドフルネス」に続く注目の存在──それが「クリスタルボウル」 - TABI LABO

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