純粋な水晶だけから作られた「クリアーライトボウル(クリアーボウル)」を、インターネット通販サイト「クリスタルボウル サウンド・バスSHOP」で販売しています。
「クリスタルボウル サウンド・バスSHOP」のクリアーライトボウルは優しく鳴らすだけでとても長い残響音を出すことができる、純度の高いヒーリング向けのクリスタルボウルです。
このページではクリスタルボウルの選び方について紹介しています。
※クリスタルボウルの基礎知識や基本的な演奏方法をまとめた書籍をアマゾンにて販売中です
クリアーライトボウルの特徴
クリアーライトボウル(クリアーボウル)は、クリスタルボウルの世界では「第二世代」と呼ばれる、新しい世代のボウルです。
もっとも古い第一世代のボウルは「フロステッドボウル」と呼ばれ、とても大きく重たいものでした。
フロステッドボウルはずしーんと響く重厚な音色を持っている一方で、とても大きく重たいため、持ち運びや収納が困難でした。
クリアーライトボウルは、よりヒーリングに向けた演奏ができるように改良された小型・軽量のクリスタルボウルです。
- 片手で持てるほど軽いので、複数個を持ち運ぶことも可能
- 純粋な水晶のみを原材料としているため、音の響きが長く、素直
- 純粋な水晶のみを原材料としているため、価格が手ごろ
という特徴があります。
カラフルなアルケミーボウルとの違い
乳白色をしたクラシックフロステッドボウルとは別に、カラフルな「アルケミーボウル」という種類のクリスタルボウルもあります。
アルケミーボウルはクリアーライトボウルをベースに、さまざまな鉱物や金属を加えたボウルです。大きさや重さはクリアーライトボウルとほぼ同じです(アルケミーボウルの方が縦長で重たいものが多いです)。
音の響きはどちらも似ているため、一緒に演奏をしても違和感がありません(クラシックフロステッドボウルは響き方やサイズ感が異なるので、一緒に演奏しづらいです)。
たとえば、こちらのYouTube動画はアルケミーボウルとクリアーライトボウルを一緒に演奏しています↓
どの音階がクリアーライトボウルで、どの音階がアルケミーボウルか聞き分けできますでしょうか・・・?
こちらはクリアーライトボウルのみの演奏です↓
アルケミーボウルとの違いをまとめると、以下のようになります。
- クリアーライトボウル:素材は水晶だけ。見た目は透明。小型で軽く、音の響きが長い。値段はボウルのサイズによる。
- アルケミーボウル:素材は水晶とさまざまな鉱物や金属。見た目もさまざま。小型で軽く、音の響きが長い。値段はボウルのサイズと、加えられた鉱物や金属の種類による。
アルケミーボウルはとても魅力的な製品ですが、水晶以外にも鉱物や金属が使われているために、どうしても値段が高いです。
ココがポイント
自分にぴったりなクリスタルボウルの選び方
クリスタルボウルを選ぶ際には、まず「自分はどんな演奏をしたいのか? どんな奏者になりたいのか?」というイメージをしっかりと作っておくことが大切です。
たとえば、
- 音で癒やされる、サウンドヒーリングのイベントをやってみたい
- ヨガインストラクターなので、ヨガレッスンの最後に演奏してみたい
- 瞑想のワークショップで使ってみたい
- カードリーディングや占いと組み合わせてみたい
- 女性向けのヒーリングサロンに取り入れたい
- とりあえず自分用に、セルフヒーリングの道具として使ってみたい
というようなイメージです。
※目的をひとつに絞るのではなく、「いろんな場面で演奏したいです!サウンドヒーリングもしたいし、ヨガコラボもしたいし、瞑想でも使いたいです」というイメージでも構いません
こういったイメージがあると、ボウルを選びやすくなります。反対に、そういったイメージがないまま、「クリスタルボウルを始めたいのでオススメを教えてください」というのは、回答が非常に難しいです。
たくさんの奏者さんがYouTubeに動画を載せているので、好みの演奏があればどんなボウルを使っているのか質問してみるのもよいと思います。
在庫切れの際の注意点
クリスタルボウルは「完成するまでどんな音階になるか分からない」という特性を持っています。ちょっと乱暴な言い方になりますが、とりあえずガーっとたくさん作ってから、ひとつずつ鳴らして、音階を確認して販売されているわけです。
そのため、たとえば「8インチのドが欲しい!」となっても、いつそれが完成するかは誰にも分かりません。ひょっとしたらすぐに完成するかもだし、いつまでたっても完成しないかもしれません。
いずれのボウルも世界にひとつだけの存在として、出会いを大切にしてみましょう。
クリスタルボウルの選び方
クリスタルボウルは「大きさ」と「音階」を軸に選んでいきます。選び方をマンガにしてみました。画像をタップすると拡大します。
それでは、詳しくみていきましょう。
クリスタルボウルの大きさ
クリスタルボウルは「おひつ」のような円筒形の形をしており、その直径を「インチ」で表して、5インチから10インチ程度までさまざまなサイズで製造されています(1インチは約2.54cm)。
サイズが大きくなるほどオクターブが低くなり、重厚な音を出すことができます。たとえば、10インチのボウルと6インチのボウルを比較すると、10インチのボウルの方がオクターブは低く、音量が大きく重厚に響き、6インチはオクターブが高く、シンプルな音となります。
6インチ以下の小さなサイズのボウルはどうしても音の響きが弱くなるため、最初のひとつは8インチ程度がオススメです。8インチ程度のボウルであれば、50人規模くらいの演奏まで対応できます。大人数向けの演奏を多く予定しているなら、9インチ以上のサイズをメインに検討してみましょう。
クリスタルボウルの収納・運搬
異なるサイズのボウル同士であれば、お茶碗を重ねるように「入れ子」にできるので収納・運搬が便利になります。
持ち運んで演奏をしたい!という方は、「6インチ・7インチ・8インチ」のようにサイズ違いでボウルを選んでみましょう。
反対に、スタジオへ据え置きしておくように持ち運び用途がなければ、すべてのボウルを同じサイズで揃えてしまっても構わないでしょう。
ココがポイント
クリスタルボウルの音階
クリスタルボウルには、ひとつずつ「音階」があります。半音(#)の音も含めて、1オクターブに12の音階です。
※音階は「ABCDEFG」のアルファベットで表記します。Aが「ラ」、Bが「シ」、Cが「ド」・・・と上がって行き、Gは「ソ」になります
ひとつのボウルにつき・ひとつの音階のため、「ド・ミ・ソ」のような和音を鳴らしたいときには、3つのボウルが必要です。
どの音階を使って演奏をするか?というのが、作り出される体験に大きな影響を与えます。
たとえば、「ごいーん、ごーん」という低い音を聴いたときに「天使がキラキラ舞い降りてきました!」という印象を持つ方は、あまりいないと思います。やっぱり、キラキラとした高い音の方がキラキラ舞い降りてきますよね。
反対に、「こきーん、こーん」という高い音を聴いたときに「意識が深まって、よく眠れそうです」という方も、あまりいないと思います。お坊さんの読経の声ってだいたい低いですよね。低いからこそ意識が深まっていくわけです。
すごくざっくり分けると、低い音というのは私たちの意識を深めてくれるので瞑想や内観、安眠に向いています。低くも高くもない中間くらいの音は意識を安定化させてくれるのでグラウンディングや癒しに向いています。高い音は意識を覚醒に向かわせるので、気づきやスピリチュアルな存在との出会いみたいなのに向いていると言えます。
もし、なかなかイメージが沸かないとき、とりあえずのひとつめとしては「C(ド)」の音がオススメです。低くも高くもない中間の音なので、次に新しいボウルを追加しやすいです。
ココがポイント
ピッチのズレについて
クリスタルボウルにはドレミファソラシの「音階」がありつつも、ひとつずつ微妙に「音程」が違っています。
同じ「ド」のボウルであっても、ちょっと高めに聞こえるドもあれば、ちょっと低めに聞こえるドもあるという感じで、全部が全部まったく同じ音ではありません。これを「ピッチのズレ」と呼び、ズレの幅の大きさを「セント」という数値の+-で表しています。
半音の間には100セントの差があります(1オクターブで全1200セント)。
たとえば、「A +25」のボウルは「ラから(半音上の)ラ#に4分の1だけ上がった音」という意味になります。「A +50」と「A# -50」は同じ音、「A +100」とは「A# +-0」のことです。「A +10」と「A +15」は聞き分けしづらいですが、「A +15」と「A -40」だと明確に音の違いが分かります。
実際に聞き比べてみましょう。
まず、こちらは「LOW-B -45」。低いシの音で、45セントほど低いものです。
次に「LOW-B +8」。ピッチのズレが非常に少ないので「絶対音」とも呼ばれるものです。
最後に「LOW-B +48」。48セントほど高く、最初の「LOW-B -45」とは93セントも離れています。
いかがでしょうか? 微妙に違う音に聞こえたかもしれませんが、クリスタルボウルの世界では「同じ音階」として販売されるものです。「ピッチのズレはあるけれど、いずれもLOW-Bの範囲だから」ということです。
複数のボウルを選ぶときは、ピッチの数値が似たもの同士で揃えるとハーモニーが作りやすくなります。
たとえば、「A +40」というプラス寄りのボウルと合わせるなら、マイナス寄りの「F -30」やズレのない「F +-0」よりも、同じようにプラス寄りの「F +40」の方がハーモニーは作りやすいでしょう。
ピッチがズレているからよい・悪いではなく、ピッチのズレを相対的に意識して組み合わせることが大切です。
ひとつのボウルだけを鳴らすのであれば、ピッチのズレはそれほど気にする必要はありません(単体での演奏が主体のクラシックフロステッドボウルには一般的にピッチの表記がありません)。
ピッチがプラスに寄れば明るく、活力のある響きとなり、マイナスに寄れば落ち着いた響き、プラスマイナスが少ないものはニュートラルな響きです。
ココがポイント
オススメのセット販売も
ピッチのズレの要素はクリスタルボウルの個性であり、非常に難解な点です。
「C(ド)・E(ミ)・G(ソ)」の和音を作ろうとして3つのボウルを購入したとしても、それぞれのピッチのズレによってはキレイな和音にならないこともあります。
ここは本当に一筋縄ではいかない世界のため、「クリスタルボウル サウンド・バスSHOP」では、調和の取れたボウルを組み合わせた「セット販売」を用意しています。
お手頃な価格の3つセットから、ドレミファソラシの7つの音階を揃えた「フルセット」まで、たくさんの中から選んでいただけます。
どんなボウルを選べばよいか分からない!というときは、セット商品をご検討ください。
ココがポイント
クリスタルボウルとチャクラの関係について
「クリスタルボウルの7つの音階は、人体にある7つのチャクラに対応している」という考え方があります。
※「チャクラ」とは人体に存在するとされるエネルギースポットみたいなものです
もっとも有名なのは、一番下のチャクラからドレミファソラシの順番で対応しているというもの。たとえば一番目のチャクラが弱っているときはドの音を聴いて、二番目のチャクラならレ、七番目ならシ、を聴いてみましょうという感じです。
もちろん、「音階=チャクラ」というのは仮説の考え方です。
私個人の考えとしては、ひとつのボウルだけを使って・ひとつの音だけ「コーン」とシンプルに聴くときは、音階=チャクラという考え方を取り入れても面白いと思います。私もそのようなYouTube動画を作っています。
でも、たくさんのボウルを使って和音を響かせるような演奏をするときには、「この音はこのチャクラだから」というのにこだわりすぎると、気持ちの悪い不協和音になってしまう恐れがあります。いくらチャクラを整えるためとはいえ、不協和音を聴かされ続けるのはツライですよね。
そのため、「この音階は・このチャクラ」という絶対的な考え方ではなく、全体のハーモニーの中で、低い音を鳴らしているときは下の方のチャクラ、低くも高くもない中間の音を鳴らしているときは真ん中あたりのチャクラ、高い音を鳴らしているときは上の方のチャクラという、相対的な考え方の方が、現代の演奏方法にはマッチしていると思います。
世界最大のクリスタルボウルメーカーであるアメリカのクリスタルトーンズ社も、残響音が短く、単体で鳴らす演奏が主体となるクラシックフロステッドボウルには音階ごとにチャクラの名前を書いていますが、残響音が長く、複数で鳴らす演奏が主体となるアルケミーボウルには、チャクラの名前を書いていません。
ニューヨークのサウンド・バスアーティスト Sara Austerさんの著作の中でも、ドレミの音階=チャクラについては少し懐疑的に触れられていました。
クリスタルボウルは歴史の浅い世界なので、いろいろな考え方があります。たくさん体験して、自分の好みに合うものを見つけてみてください。
クリスタルボウル サウンド・バスSHOPで購入するメリット
「クリスタルボウル サウンド・バスSHOP」でクリスタルボウルを購入するのは、以下のようなメリットがあります。
すべてのボウルは厳選されたもの
すべてのボウルは現役のクリスタルボウル奏者である私・Magali Luhanによって厳選されたものです。ただ売れることだけを考えた商品ではなく、奏者が増えること、クリスタルボウルのよりよい体験が増えることを願いながら、ショップを運営しています。
メルカリやヤフオクのような「匿名販売」では、購入後になにか疑問が出てきたときでも販売者に質問できません。それどころか、名前も分からなければ、説明文に書いてあることが真実なのかも確かめようがありません。
私は全国で毎月演奏活動を行っており、言うなれば「逃げも隠れもできない」状態なので、きちんとしたボウルを選んでいます。
学んでみたいときにはレッスンも
クリスタルボウルの演奏方法についてより深く学びたいときには、「クリスタルボウル サウンド・バス レッスン」というレッスンがあります。
Q&A
Q:クリスタルボウルをひとつだけ選ぶなら、どの音を選べばよいですか?
A:音の響きは人間の精神に影響を与えます。落ち着いて自信を取り戻したいなら「C(ド)」のような安定感のある音、やさしく癒されたいなら「F(ファ)」のようなやわらかな音、クリエイティビティを高めたいなら「A(ラ)」のような高く鋭い音がオススメです。試聴リンクから実際に音を聞いて、お気に入りを探してみてください。
Q: クリスタルボウルをふたつかみっつ選ぶなら、どうやって選べばよいですか?
A:同時に鳴らしたときにキレイなハーモニー(和音)が作れるボウルを選んだ方が、演奏が行いやくなります。たとえば、「C・E・G(ド・ミ・ソ)」や「D・F・A(レ・ファ・ラ)」です。
反対に、CとDや、CとBの音だとキレイなハーモニーを作れないため、同時に鳴らすと不協和音になってしまいます。ハーモニーを意識して組み合わせてみましょう。
Q:クリスタルボウルのサイズは、どうやって選べばよいですか?
A:サイズは大きければ大きいほど、演奏が簡単になります。初心者の方は、なるべく7インチ以上のボウルをオススメします。ボウルのサイズが0.5インチ以上違えば、お茶碗を重ねるように「入れ子」にすることができるので収納・運搬に便利です。
Q:「クリスタルボウル サウンド・バスSHOP」のクリアーライトボウルの製造国はどこですか?
A:日本国内で企画を行い、中国の専門工場で製造し、最終加工を再び日本国内で行うことにより、高品質なクリスタルボウルをなるべく低価格で提供できることを目指しています。そのため、製造国は「中国」となりますが、製造国の表記というのは非常に曖昧です。
たとえば、日本国内に工場があれば、どれだけ適当に・誰が製造したとしても、「メイドイン ジャパン」になります。「クリスタルボウル サウンド・バスSHOP」のクリアーライトボウルは海外で製造していても、しっかりと監修・調整をすることによって高い品質を目指しています。
Q:実際に触ったり試奏できる場所はありますか?
A:基本的にインターネット通販のみとなっています。安価で提供できるように努めているため、常設のショールームのようなスペースはございません。事前予約制となりますが、東京・浅草橋のクリスタルボウルスタジオ「studio PLAYA」で試奏も可能です。
こちらのメールフォームからお問い合わせください。
私が行っているクリスタルボウル サウンド・バスイベントでも同じ種類のボウルを使用しているので、イベントへ遊びに来ていただければ試奏していただけます。
クリスタルボウル購入相談フォーム
クリスタルボウルの購入についてご不明な点がありましたら、以下のフォームからお問い合わせください。
サウンド・バスという新しい可能性を広げていきましょう。
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