クリスタルボウルを神社や仏閣で「奉納演奏」してみたいという方へ、参加方法やエントリー方法、手軽に行える方法をご紹介します。
奉納演奏とは
クリスタルボウル等の演奏を(一般のお客様・人間相手ではなく)神様や仏様に捧げるために行うもの。舞を奉納する「奉納舞」など、さまざまなジャンルで行われています。
通常のクリスタルボウル演奏(サウンドヒーリング)は、聞いている人の状態を確認しつつ、その人に寄り添うように進めていきますが、奉納演奏の場合は世界の安寧等を願って、祈りのように行うことが多いようです。
また、あくまで演奏を届ける先は神様や仏様ですので、奏者は神様や仏様の方に顔を向けるようにします。演奏を聞きたいという方(一般の方)がおられる場合、奏者の後ろ(背面側)か、横(側面側)に来てもらうようにします(間違っても、神様や仏様に背を向けて演奏することがないように・・・)。
奉納演奏の募集について
奉納演奏は神様や仏様に捧げるために行うものなので、基本的に神社・仏閣等から「ギャラ(出演料・演奏料)を支払うのでウチで演奏してください」というようなオファーが来ることはありません。神様側から「私を喜ばせるために演奏してよ」と言ってくるのはヘンですよね。
「演奏を捧げたい」という人(奏者)が、神社・仏閣に「奉納演奏をさせてください」とお願いして行っていきます。
奉納演奏の募集は神社・仏閣等のHPやSNSで告知されることもありますし、「ここに奉納したい」という場所があれば、メール等で連絡をしてみるとよいと思います。
また、奉納演奏にはいくらかの「初穂料」というお金の支払いが必要な場合がありますので、必ず確認をしておきましょう。
誰でもできる奉納演奏について
「奉納演奏をしてみたい!」と思ったとき、もっともお手軽なのは、ご自宅の神棚や御札に向かって演奏をすることです。また、神様や仏様を強くイメージしながら演奏するのもよいでしょう。
「いやいや、そういうのじゃなくて、私は神社で演奏したいの!」と思われるかもしれません。
でも、奉納演奏とは神様や仏様に捧げるための演奏です。奏者自身の満足のために行うものではありません。神社・仏閣は神聖な場所であり、イベントの会場やPRの場所ではないはずです。
神棚や御札に向かって演奏するのも、間違いなく奉納演奏です。
反対に、奏者の満足のために演奏するのは、奉納演奏とは言えないのではないでしょうか。
「私は有名な神社で演奏しているからスゴイでしょ」というような考え方になってしまうと、大変失礼だと思います。
私たちひとりひとりの中にある心地よさを大切にして、すぐ側にある神聖な存在への敬意を忘れず、活動を続けていきましょう。