クリスタルボウルをこれから始めてみたい!という方に向けて開催している「ファーストステップレッスン」。
そのレッスンでは「クリスタルボウルは最初が一番難しい」というフレーズが何度も出てきます。
それは「クリスタルボウルを選ぶ」のがとても難しいから。無限の可能性を持った音の世界だからこそ、自分がやりたい演奏に合わせてボウルを選んでいかないと、何か思っていたのと違う状態になってしまう恐れがあります。
しかし、クリスタルボウルの選び方の情報というのはまだまだ十分ではありません。
私のイベントやレッスンに参加いただいた方からも「こんなボウルがあったんですね」とか「こうやって選べばよかったんですね」という感想をいただくことがあります。
というわけで・・・クリスタルボウルを「買う前」に読んでいただきたい書籍を執筆しました。アマゾン限定で販売中です。
やりたいことに合わせたボウルを選んで、自分らしい音の世界が作れることを応援しています。
ちょっと話は変わりますが・・・
「クリスタルボウルは演奏している奏者も癒されますか?」という質問をいただくことがあります。
はい。答えはYESです。奏者も癒されます。
でも、そのためには条件があります。
たしかに、ただ演奏しているだけでも音の波でぽわーんとはするけれど、セルフマッサージと誰かからのマッサージが違うように、演奏しながら寝落ちはしないし、聴いている側ほどは癒されません。
でも、奏者が癒される魔法の条件があります。
それは「自分が好きなボウルを選ぶこと」と「演奏を誰かに聴いてもらうこと」です。
まず、「この音を届けてみたい」というボウルを自分で選んでみましょう(誰かに決めてもらったらダメ)。
次に、基礎の技術が身についてきたら積極的に誰かに演奏を聴いてもらいましょう(最初は短い時間からでも)。静かに丁寧に演奏をすればきっと喜んでもらえるはずです。
悩んで選んだプレゼントを喜んでもらえたら嬉しいのと同じで、自分が好きな音を誰かに喜んでもらえるのは本当に嬉しく誇らしく、奏者の癒しにつながります(でもそこで「私はすごいんだ!」と魔境に落ちないように気をつけて)。
自分が好きなボウルを選ぶこと。
演奏を誰かに聴いてもらうこと。
演奏を楽しみながら続けるためには、演奏を研究していくモチベーションのためには、あなただけの音を楽しみにしてくれている誰かのためには、それがとっても大切です。
本書が役に立つことを願っています。
・・・今年中にもう一冊・・・出す、かも。