アンチな存在との向き合い方

「マガリさんってアンチっているんですか?」と聞かれたことがあります。「アンチ」とは「活動や存在をやたらめったら否定する人」のようなものですね。

今日はそんなお話を。

 

まず、その質問には「うーん。知らないけど、まぁいると思いますよ。ただ、気にしてないし、知らないので・・・」と応えたように記憶しています。

私はよくも悪くも「誰かの意識を受け取りやすい」体質なので、SNS(Facebook、Instagram、Twitterなど)は極力やらないようにしています。誰かの日常を見て、なかなかそのままスルーできないんですよね。TVドラマも(現代風のは)まったく見ません。韓国ドラマを見てから韓国旅行に行くと楽しいらしいのですが・・・見たことあるのは「プルガサリ」くらい・・・。

イベントやYouTube配信のときは、音を聴いていただいている皆様のことを全身全霊で思いながら演奏を組み立てています。でも、日常の中では他の人からの意識をあえて受け取らないようにしています。

 

かなり以前に、Twitterでずーっと私の悪口を書いている人がいました。

チャリティイベントをやれば「偽善者の売名行為」とか、リトリート(お泊まり)イベントなので男性おひとり参加はNGと書けば「己の性欲だろ」とか、目がギラギラしていて怖いとか、なんかあとまぁいろいろ・・・。

偶然そのアカウントを見つけたときは「え?誰?何?」と戸惑ったけど、それと同時に、私本人に直接言うのでもなく、ただひたすらコンピュータの画面に向かって悪口を書いてるのか・・・と、なんとも言えない心境になりました。

で、「ま、いっか」ということで、二度と見ないことにしました(現在の私はTwitterのアカウントを持っていません)。

 

地球上には70億人くらい人間がいます。赤色が好きな人もいれば、青色が好きな人もいるし、熱い風呂が好きな人もいれば、水風呂が好きな人もいます。

私はずっと疎外感の中で育ってきました。

自分の存在そのものや、自分が興味のある物事を、なかなかまわりに理解してもらえなかったんですよね。

「困ったなー。ワイってやっぱりヘンなのかなー」と思っていたころ、「インターネット」という宝船がやって来ました。インターネットを使えば、世界中に情報を発信できるし、世界中の人と情報のやり取りができるんです。

私はインターネットを使って、「自分はこれが好き!」「自分はこんなことを考えている!」というのを徹底的にアピールしました。クリスタルボウルのことも、そのひとつです。

そうすると、だんだんと、少しずつ、生きやすくなってきました。70億人いれば、そりゃちょびっとは似た感じの人もいるもんですよね。ありがたやありがたや・・・。

 

自分と意見が違う人、悪口を書いてくる人っていうのは、多少なにかの活動をしていれば発生するのが自然だと思います。大切なのは「否定して来た人を否定する」こと、つまり「アンチに反論する」ことではなく、「華麗にスルーして自分が正しいと思うことを続ける」ではないでしょうか。

「否定→否定」だと、負の連鎖になってしまいます。「否定→強い肯定」にして、負を相対的に小さくしていくことです。

※もちろん、実害を被るようなものであれば法的処置を含めて対抗すべきです

もし、あまりにアンチのパワーが強いときは自分がそもそも間違っているのかもしれません。自分が世間一般から見て正しいのか・実はズレているのか・・・は、遠くから眺めてみないと分からないときもあるので、いろいろなタイミングで自分をゼロから見返してみましょう。小さなコミュニティの中だけで情報をやり取りしていると、「エコー・チェンバー」の状態に陥るかもしれません。

 

クリスタルボウルの歴史は始まったばかりです。さまざまな考え方があるからこそ、可能性を拡げられていると思うし、面白いです。

それと同じく、私たち(個人)の歴史も、せいぜい数十年です。さまざまな考え方があるからこそ、可能性を拡げられていると思うし、面白いです。

アンチな人がいたとして、あまり気にすることなく自分の活動を続けてみましょう。もし、ストレスが貯まりすぎるようであれば誰かに笑い話としてグチってもいいと思います(アンチ本人や本人が目にしそうなところではグチらない)。

そして、もしどこかで自分とバチっと合う人・合う体験ができたときは・・・本当に感謝の気持ちを持ちたいですよね。私のYouTubeも2万人以上の方から支持(チャンネル登録)していただいて本当に感謝しております。

 

というわけで、まとめ!

  • なにかしらの活動をしていれば意見が違う人が出るのは当然
  • 否定を否定すると負の連鎖になるのでしない。スルーが基本
  • でも、否定の声が多すぎるときは自分が間違っているのかもと疑う
  • 気にしすぎず、自分の好きなことを伝えていこう
  • たまには誰かに笑い話としてグチろうね

 

ヴィジョンを求める旅の途中、

予期せぬ風が吹いてくることもあるだろう。

その風が

行く手を阻む向かい風なのか

背中を押してくれる追い風なのか

それに気づくためには

そなたの「進むべき道」を もう一度思い描くのだ。

(マガリ族 長老の言葉)

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