クリスタルボウル サウンド・バスSHOPでは、新しく10インチ(直径 約25.4cm)のクリアータイプ・クリスタルボウルの取り扱いを始めました。本日は10インチボウルについてご紹介します。
これまで、クリスタルボウル サウンド・バスSHOPでは以下のような理由から8インチ以下のボウルを主流にさせていました。
- 8インチ以下でも長い残響音を響かせられる
- 8インチ以下でも数十人規模のイベントに対応できる音量を出せる
- 8インチ以上になるとボウルひとつの重量が1kgを超えるため、持ち運びが困難になる
- ボウルは大きくなればなるほど破損しやすい
破損しやすい点について補足をすると、大きくなればなるほどボウルの「表面積」が増えるので、ぶつかりやすいという単純な理由がひとつ、大きくなっても「厚み」は変わらないため、片手で持ち上げたときなどに自重が大きくかかるというのがもうひとつ(ボウルは両手で持ちましょう)、そして「入れ子」にして収納する際は一番大きなボウルが一番外側(一番下)になるので、内側に入れているボウルの総重量がかかってくるというのもあります。
8インチ以下でも十分に演奏できるわけだから、リスクを増やしてまで大きなボウルを選ぶ必要なくない?という気持ちでした。
でも、8インチでは実現できないことがあります。それは・・・オクターブの低い極低音の音階です。
クリスタルボウルは大きくなればなるほどオクターブの低い音を出すことができ、小さいものほど高い音を出せるようになります。たとえば、ソルフェジオ周波数でお馴染みの「528Hz」という周波数は「高いド」に近い音なので、8インチや9インチという大きなサイズでは実現が難しく、5インチで製造しています。
5インチは手のひらに乗る小さなサイズです。
8インチボウルで製造できる音階は、もっとも低くてLOW-G(G3・低いソ)あたりです。しかし、9インチ以上ならLOW-E(E3・低いミ)の音階も作れます。ごい〜〜〜〜んというお腹に響くような重低音です。
10インチ LOW-E(E3・低いミ)のサンプル音源です(音量にご注意ください)
残響がとにかく長く、音量もすごく大きく出せるので迫力満点です(クリスタルボウルは音量の出し過ぎでも壊れるので注意しましょう)。
左が8インチ、右が10インチです。
8インチボウルはボウルの上にマレットが乗りますが、10インチはマレットを中に入れられるほど大きいです。
8インチボウルは800g台のものが多いですが、10インチは1kg以上になります。
音はイメージを与え、イメージは精神・肉体に影響を与えます。
10インチの「ごい〜〜〜〜ん」という低い音は、深い瞑想や肉体の安定化に適した音です。反対に「天使が遊びに来る女性向けヒーリングサロン」のような空間だと、「ごい〜〜〜〜ん」は低すぎてお寺と勘違いされるかもしれません。
自分が作り出したい世界観に合わせてボウルの大きさ・音階を選んでみましょう。
試聴やお買い求めはクリスタルボウル サウンド・バスSHOPからどうぞ!