クリスタルボウル奏者はブログを書くべきですか?への、感じて・考えて・表現するという視点からの回答

私が日々徒然に書いているこのブログ。「いつも読んでますよー」と、面と向かって言われると恥ずかしい限りなのですが・・・

本日は「クリスタルボウル奏者はブログを書くべきですか?」への、「感じて・考えて・表現する」という視点からの回答をご紹介します。

感じて・考えて・表現する

結論から言えば、ブログ(文章)を書くのは得意・不得意があるものなので、「絶対に書くべき!毎日更新!1000記事公開!」みたいなことは一切思いません。苦労してまでやるものではないです。いかにもムリして書いたブログだと、読んでいて疲れてしまいます。

※ちなみに、このブログは公開済みの記事が531、下書き状態が148です。下書き多い・・・

でも、ブログって「感じて・考えて・表現する」ことの鍛錬にはピッタリで、「感じて・考えて・表現する」のはクリスタルボウル奏者にはすごく求められる要素だと思います。

たとえば・・・

今日は高齢になった母の病院の付き添いでした。疲れました。

これは「感じる」ことだけで止まっているブログです。状況の描写だけ。友人たちへ日常を報告するSNSならよいかもだけど、幅広い人に読んでもらうブログでは、ちょっと物足りません。

大切なのは、ここから「考える」のステップへ進むこと。

たとえば・・・

今日は高齢になった母の病院の付き添いでした。耳が遠くなり、嚥下障害も出始めた母が、日々のどのようなことに喜びや幸せを感じているのだろうかと気になります。

はい。状況(母親の状態)をくみ取り、考えることを行っています。もっと言えば「思いやる」気持ちでしょうか。

そして、「表現する」ステップへ。感じたことや考えたことについての、行動や意思(意志)です。できればここはクリスタルボウルの話題も絡めて。

今日は高齢になった母の病院の付き添いでした。耳が遠くなり、嚥下障害も出始めた母が、日々のどのようなことに喜びや幸せを感じているのだろうかと気になります。

それでも、夜はとてもよく眠っていて、穏やかな寝顔の中では若かったころの夢でも見ているのかもしれません。私もクリスタルボウルを通じて、たくさんの人に安らぎを届けていきたいです。

なんだか、すごくブログっぽくなったように思えませんか?

クリスタルボウルの演奏というのは、奏者と聴者の共同作業です。聴者の感覚をくみ取りながら、その場その場で組み立てていくものであり、あらかじめ決められた楽譜通りに演奏するものではありません。診察する前から治療方法を決めているお医者さんなんてイヤです。

(聴者の状態を)感じて・(どんな音が最適かを)考えて・(クリスタルボウルを通じて)表現するのがクリスタルボウルの演奏です。

もし、何かを感じる瑞々しい感性がなくなってしまったなら・・・

もし、何かを考える思慮深さがなくなってしまったなら・・・

もし、何かを表現する技術がなくなってしまったなら・・・

日々の生活の中にあるさまざまなことを感じて・考えて・表現する。ブログはその鍛錬にはピッタリです。クリスタルボウルを鳴らす技術の部分は別途練習ですね。

ここらへんが上手な人と一緒にセッションをするのは、本当にテレパシックな世界で面白いです。

私はまだまだ未熟者ですので、日々ブログを書いたり、あれこれ悩んだりしながら、感じて・考えて・表現することを続けています。

いつかどこかで、静かな時間をご一緒できますように。

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