クリスタルボウルの波動について – より効果的な聞き方など

クリスタルボウルが持つ、美しくパワフルな波動についていろいろと書いてみます。上手に活用して、より楽しんでみましょう!

クリスタルボウルの波動とは?

クリスタルボウルの波動は「音波」の領域に存在する「波」です。光の波や電磁波ではなく、音の波ですね。

その波動は空気を媒質として伝わっていき、耳と身体でしっかり体感できます。

空間を包み込むクリスタルボウルの波動

円形をしたボウルから発せられた音の波動は、360度すべての方向に広がっていきます(トランペットのような楽器だと音は一方向に進みます)。

発せられた波動は壁で反射し、空間全体を包み込みます。クリスタルボウルの生演奏では「どこから音が鳴っているのか分からない」という感覚になることがありますが、ボウルが円形をしていることと、音が反射することが理由です。

さらに、円形をしたボウルのフチをマレットでぐるぐると回す「こする」演奏なら、音の波動もぐるぐると渦を巻いて広がります。

こする演奏の際に、少しずつ高い音階のボウルに音をつなげていけば、音の波動が竜のように上昇していく感覚を表現できます。

クリスタルボウルの波動は、空間を包み込むのが大きな特徴です。

心地よい波動? 気持ち悪い波動?

クリスタルボウルの波動は「音」として耳に聞こえるものです。そのため、「気持ちのよい音の響きかどうか」が、体験に大きく作用をします。

ボウルを鳴らしてさえいれば、どんなデタラメなやり方でも「波動」は(一応)出ます。でも、気持ちのよくない音の響きを聞き続けるのは精神的な苦痛を伴い、強すぎる演奏は頭痛や耳鳴りを誘発することがあります。

「クリスタルボウルの波動を受け取れればよい」という考えだけでなく、「気持ちのよい音の響きの波動を受け取る」ようにすれば(そういう演奏を選べば)、さらに体験は向上するはずです。

波動をより効果的に受け取る方法

クリスタルボウルの波動をより効果的に受け取り、体感するためにはどのようなことを気をつければよいのでしょうか。

クリスタルボウルと自分の間に障害物を置かない

クリスタルボウルと自分の間に何からの障害物となるものがあると、それによって波動が乱反射したり、遮られてしまう恐れがあります。

なるべくボウルと自分の間には何もない状態が理想です。パワーストーンやお水、小物等にボウルの波動を与えたいときも、優先順位としては自分の後ろの方がよいと思います。

波動を吸収してしまう衣類を避ける

モコモコのダウンジャケットやふわふわのセーターのようなやわらかな衣類は音の波動を吸収してしまいます。

身体でしっかり受け止めたいときは、やわらかすぎる衣類ではなく、パリっとした麻素材のような衣類がオススメです。

波動に包まれやすい環境を選ぶ

やわらかな衣類に波動が吸収されるのと同じように、畳や襖のようなやわらかな床や壁も波動を吸収してしまいます。しっかりと反射してくれる、固い床・壁がある空間が理想です。

また、屋外の場合は波動を反射するものがないために、「包み込まれ感」は減ってしまいます。森の中など、木々に囲まれた場所なら木々が反射してくれます。

適度に距離を置く

クリスタルボウルのすぐ近くに身体を置くと、その場所にだけ強く波動が届いてしまいます。たとえば、アタマのすぐ側にCのボウルがあり、足元にEのボウルがあったとすれば、アタマにたくさん届くのはCの波動になります。

ボウルとの距離を1m程度開けておけば、すべてのボウルの波動をバランスよく全身で受け取ることができます。

最後に

クリスタルボウルという楽器は、知れば知るほど「よくできた」楽器です。

純粋な水晶で作られているから、音の響き方はとてもやわらかく、ふんわりとしています。金属製のシンギングボウルでは出せないやわらかさです。

丸い形をしているから、音は360度すべての方向に進んでいき、空間全体を包み込みます。

こする演奏では、回転に合わせて波動も渦巻いていきます。

それぞれに音階があるから、上手に組み合わせればとても気持ちのよいハーモニーを作り出せます。

耳で聞く音という言葉の域を超えた、心身に効く波動を出せるのがクリスタルボウルの特徴です。

私もさまざまなところで演奏活動をしていますし、YouTubeでも動画を公開しています。ぜひ、体験してみてください。

オマケ:クリスタルボウル奏者の方へ

クリスタルボウルは素晴らしい波動を持っていますが、それを上手に伝えられるかどうかは、奏者の技術や、会場の選定に関わっています。

ボウルを選ぶときは細かなハーモニーまで気を遣い・・・

鳴らすときの力加減や音階のつなぎ方を意識して・・・

会場も、リラックスできながら音の反射がいい場所に・・・

皆さん一緒に、この新しい音の可能性を追求していきましょう。私も修行を続けます!

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