師走の月になったためか、連日演奏やスクールで非常にドタバタしており、ブログが更新できていませんでした・・・。
本日は、私のクリスタルボウル演奏の4つのスタイルについてご紹介します。いろんなスタイルでやっております。
まずひとつめ。
目次
純粋なクリスタルボウル サウンド・バス
これは本当に純粋に、やさしい音を重ねていくサウンド・バスの演奏です。ゆったりじっくりと音の波に浸かってリラックスしていただけるもの。最初に呼吸をガイドするくらいで、あとはほぼ無言で進行していきます。
シンプルに音を体験したい!眠りたい!という方へ。
ふたつめ。
ボディスキャンとクリスタルボウル サウンド・バス
マインドフルネスやヨガニードラで使われる、「身体の各部位に意識を向ける」ためのガイドを取り入れたサウンド・バスです。一般的なマインドフルネスやヨガニードラと少し違うのは、「クリスタルボウルの音に包まれながら身体の各部位に意識を向けて、その部位が音の波の中へ溶けていくようなイメージをする」こと。
最終的には全身を音の波の中へ溶けさせ、緊張をほぐしてフィジカルメンテナンスとマインドフルネスの両方にアプローチをしていきます。
みっつめ。
ナーダブラーマ瞑想とクリスタルボウル サウンド・バス
ハミングや手の動きを取り入れた「ナーダブラーマ瞑想」とクリスタルボウルのサウンド・バスを合体させたもの。複数人で行うことにより、深い瞑想と、他メンバーとの一体感を体験できます。企業内プログラムとしても隠れた人気です。
瞑想スタジオなど、複数人で瞑想をすることも流行っていますが、隣人がノイズになってしまったら複数人で行う意味がないと思うのです。知らない人の横に座らされて、録音された瞑想ガイドをプレイバックするだけだったら自宅でやっている方が快適ですよね。
複数人ならではの特別な体験を得られるのが、ナーダブラーマ瞑想とクリスタルボウル サウンド・バスです。
よっつめ。
ビジュアライゼーションとクリスタルボウル サウンド・バス
クリスタルボウルの音に包まれながら、ガイドに導かれてさまざまな「イメージ」を想起するもの。具体的な願望実現や多幸感へのアプローチ、自己の掘り下げに向いています。
最近うまくいかないんですーという人には、ボウルを鳴らしながらカウンセリング的にお話を聞いた後で、このビジュアライゼーションを行うことがあります。感覚の鋭い人だと、本当にイメージがバチバチとまぶたの裏に見えることもあるそうです。
もっとパワフルにシャーマニックなやり方をすれば、自分を守護する「パワーアニマル」に出会う旅もできそうですが、意識を探求しすぎるのは危険を伴うため、現状はハッピーな内容にとどめています。
というわけで・・・
まとめると、
- シンプルに音を体験したい、眠りたい→純粋なクリスタルボウル サウンド・バス
- 身体の緊張や痛みをほぐしたい、大きな存在との一体感、マインドフルネスを体験したい→ボディスキャン
- 深く瞑想をしたい、他者にやさしくなりたい、他者との一体感を得たい→ナーダブラーマ瞑想
- 願望を実現したい、多幸感を得たい、自己を掘り下げたい→ビジュアライゼーション
と、なります。
ポイントとしては、純粋なサウンド・バス以外は全部「言葉のガイド」がある点ですね。
言葉や声って自分だけのオリジナルな要素なので、上手に取り入れるとクリスタルボウル演奏のオリジナリティを高めることができます。
もちろん、そこへ奏者のエゴを入れてはダメです。演奏の主役は奏者ではなく聴者です。その中からしっかりと引き出せるような、安心して心身を委ねてもらえるような、丁寧な演奏を行っていきましょう。
それぞれのスタイルに合わせた演奏方法があるので、ご興味ある方はイベントや「クリスタルボウル サウンド・バス スクール」へどうぞ・・・。今後のイベントだと、「2020年・元日のクリスタルボウル サウンド・バス」は純粋なサウンド・バス+少しビジュアライゼーション、1月19日に「ボディスキャンとクリスタルボウル サウンド・バス」、1月25日に名古屋で「ナーダブラーマ瞑想とクリスタルボウル サウンド・バス 名古屋」です。
これからも修行を続けます!