私の師匠について

「マガリさんには師匠っているんですか?」という質問をいただきましたので、ブログでもご紹介します。

私は2004年に初めてクリスタルボウルのサウンド・ヒーリングを体験しました。そのときの奏者のおふたり(CHANTE)がクリスタルボウルの演奏に取り組むときの姿勢や、日々の生き方には、とても強い影響を受けています。

また、2005年に自分でもクリスタルボウル演奏をスタートしたときには、クリスタルボウルのサウンドヒーリングを体系だてたアワホシ・キャバン(シスター・バッカ)のCDを世界中から取り寄せて、「どうすればこんな音が出せるんだ・・・?」と、ずいぶん研究させていただきました(そのころはYouTubeもなかったので、演奏方法は音から推測するしかなかったのです)。

でも、どちらの方にもきちんと弟子入りしたとか直接習ったわけではなく・・・

ちょっとヘンな言い方になりますが、「私が勝手に影響を受けた」という感じです。いろいろ参考にさせていただきつつ、独自に改良したのが、いまの私の演奏スタイルです(なので、私の演奏はCHANTEのおふたりとも、アワホシとも大きく違います)。

私は、自分以外のすべての存在が「師」だと考えています。

コラボイベントでご一緒させていただいたインストラクターさんから学ぶことはとても多いですし、自分だけのイベントでも、参加いただいた方の反応から、たくさんの学びがあります。

瞑想アプリのInsight TimerやYouTubeのコメントも学びの場ですし、「クリスタルボウル サウンド・バス スクール」の受講者さんから学ばせてもらえることも多いです。

人からだけではなく、水の波紋や木々の揺れ方は私の演奏の基礎となっていますし、深い瞑想の状態で出会う、より大きな存在や別の惑星での体験にも影響を受けています。

 

クリスタルボウルって本当に新しい世界、新しい文化です。いまは、それぞれの奏者が、それぞれの理想に向かって切磋琢磨している時代です。

いつも引用して恐縮ですが、老舗の「日本クリスタルボウル協会」さんの演奏方法と・・・

全国に支部を持ち、最大手となった「CRAヒーリングスクール」さんの演奏方法と・・・

私が実践する「サウンド・バス」の演奏方法と・・・

かなり違いますよね。

これは、何が正しくて・何が間違っているというものではなく、「いろいろある」という状態なので、自分に合うものを見つけたり、自分が理想とするものを作れたら素敵だと思います。これからも、もっともっとオリジナルなクリスタルボウル奏者が出てくることでしょう。

いまは「伝統」や「師弟関係」とかにこだわるのは、ちょっともったいない気がします。誰だってオリジナルなスタイルで活躍できる可能性があるのが、いまのクリスタルボウルの世界です。「この資格がないとやったらダメ!」みたいなのはありません。

※なので、ぶっちゃければ「クリスタルボウル サウンド・バス スクール」のようなスクールは不要とも言えるんですが、技術の面は演奏が好みの奏者に習った方が早いです。私はまともにボウルを鳴らせるようになるまで、ずいぶん時間がかかりました・・・

たくさんの師を見つけてみましょう。私も日々、学ばせていただいています。

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