演奏に迷ったときは進化のチャンス!

昨日は毎満月恒例のヨガとクリスタルボウルのコラボイベントでした。約90分、音に包まれながら動いたり休んだり、ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。

11月に行ったときの様子はこちら(ライブ配信したものなので、音質はあまりよくありません。ご了承くださいませ)。

さて・・・。

以前、「マガリさんってよく長い時間の演奏ができますね。私は10分くらい演奏していると、何やってるんだろう? 何やればいいんだろう? という気持ちになってしまいます」というお話をいただいたことがあります。

はい。

それ。

チャンスです!!!!!!

 

私も最初のころは演奏中に「えーと、次は何やればいいんだっけ・・・。音のひらめきがぜんぜん降りてこないぞ・・・」と、冷や汗をかくことがありました。10分、20分が本当に長く感じられて苦痛なときもありました。

でも、「何やればいいんだろう? という気持ちになる」のは、裏を返せば「自分の気持ちに余裕ができている」という証拠です。

無我夢中でやっていたら、そういう迷いの意識が出てくる隙もないですから。

 

演奏に迷ったときは、聞いてくれている相手の様子を見ながら、相手に寄り添う演奏を行ってみましょう。

クリスタルボウルの演奏には「音色×奏法+思い=導き出される効果」という公式があります。

この音色(このボウル)を、こうやって演奏すれば、こんな感じになる・・・というのを考えて、最初のうちは、お気に入りの鳴らし方をメモしたレシピカードを作っておくのもオススメです。

演奏に迷ったときは、聞いてくれている相手の様子を見ながら、相手に寄り添う演奏を行ってみましょう。

皆さんがしっかり休んでいる様子であれば、安心してそのまま(いまの)演奏を続けてもよいでしょう。気持ちのよいマッサージはずっと繰り返していて欲しいのと同じです。もう少し体験を深めても大丈夫そうであれば、がんばって音の数を増やしたり、複雑な演奏をしたりしてみましょう。そろそろ終わりの時間であれば、やさしい音に切り替えて、心地よく現実の世界へ戻ってきてもらいましょう。

 

反対に、「何やればいいんだろう? 」という気持ちになることなく、時間がたつのを忘れるほど演奏に没頭できている状態の方が危険です。それは奏者のエゴの押しつけかもしれません。常に意識は保ったまま、意識は聴者の側に置いたままが理想です。

 

クリスタルボウルの演奏中に「何やってるんだろう? 何やればいいんだろう? という気持ちになったとき・・・

はい。

それ。

チャンスです!!!!!!

聞いてくれている相手の様子を見ながら、相手に寄り添う演奏を行ってみましょう。その気持ちになっているなら、大丈夫だと思います。

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