イベント告知ページの書き方を学んでみよう

たくさんの方から「クリスタルボウルのイベントをやりたいけど、どうやって告知していいか分からない」という相談をいただいています。今日は、告知ページの書き方について考えてみました。

サンプルとして参考にするのは、あえてクリスタルボウルとは関係のないコチラ↓

【外部サイト】【メンタリストDaiGo】10/8(土)仕事も、家庭も、プライベートも!サクッとこなせる私になる 「自分を操る 超集中力」実践セミナー @六本木 | Peatix

まずは一度コレ↑をご覧いただければと思います。以下、引用はすべて上記サイトからです。

※上記のイベントは私とは一切関係がありません。告知ページの書き方のサンプル教材にピッタリだと感じたので紹介しています。

タイトルですべてを伝えよう

上記イベントのタイトルは「【メンタリストDaiGo】10/8(土)仕事も、家庭も、プライベートも!サクッとこなせる私になる 「自分を操る 超集中力」実践セミナー @六本木」という長いものです。

このタイトルだけですべてが分かりますよね。誰が、いつ、何を、どこでやるのかが含まれています。

たとえば「クリスタルボウル演奏会」というタイトルにするのではなく、「手ブラでOK!クリスタルボウル 癒やしの演奏会@新宿」のようにすれば、ぐっと分かりやすくなります。

メリットを盛り込もう

「仕事も、家庭も、プライベートも!サクッとこなせる私になる」という、分かりやすいメリットがタイトルに含まれています。

仮に、この部分を削除したらどうなるでしょう。

「【メンタリストDaiGo】10/8(土)「自分を操る 超集中力」実践セミナー @六本木」

自分を操るって何? 超集中力って何? になりますよね。

クリスタルボウルの効果は千差万別で体験する人によっていろいろ違うという難しい点もありますが、それでも「自分がクリスタルボウルを聞いたときにこんな体験をした」とか「こんな効果があった」というものを盛り込んでみると、伝わりやすくなると思います。

たとえば、「ぐっすり休める」とか「ココロがスッキリする」とか「未体験のリラクゼーション」のようなキーワードです。

※「2万年分の心の闇が消える」のような表現だと「2万年分の心の闇って何?」と聞かれるだろうから、ウソや脅しの表現は使うべきではないです。

ターゲットを絞ってるようで絞っていない感じで伝えよう

イベント告知ページの最初はこんな文章から始まっています。

「やりたいことがありすぎて時間が足りない…!」
「1日が30時間くらいあればいいのに…!」

1度でもそう思ったことがある
あなたのためのセミナーです。

これ、ターゲットを絞ってるようで絞っていません。いまの時代、時間があり余っている人の方が少数でしょう。だけど、「あなたのための」と書くことで、「私のためか!」という気になります。

「夜ぐっすり眠れない、心と体をリセットしたい。一度でもそう思ったことがある、あなたのためのクリスタルボウルイベントです」とか、よさそうですね。

自己紹介しつつ、もったいぶろう

メインスピーカーは、メンタリストのDaiGoさん。
最新刊の「自分を操る 超集中力」が
最速で20万部を突破し、
大変話題になっています。

DaiGoさんは普段、
一般向けセミナーを行っていません。
このセミナーでしか聞けない
『今この瞬間から使える「集中力」を高めて
あなたの1日を30時間分の価値にする
具体的なテクニック』をお伝えします。

どういう人が主役なのかを紹介しています。「最速で20万部」という表現は意味が分からないですが、まぁ売れ行き好調ということでしょうか。

そして、「普段はやっていません」というのをわざわざアピールしています。今回やるなら普段もやっているでいいじゃないかと思いつつ、「見逃せないよ!」というアピールですね。

ストーリー性を入れよう

子供時代のDaiGoさんは、
家族からも「学習障害なのではないか?」
と心配されるほど集中力がなく、
落ち着きがありませんでした。

しかしそこから集中力を鍛え、
独学で慶應義塾大学に合格。
そして、日本で唯一のメンタリストにまで
昇りつめたのです。

「こういう効果があります」のところに、ストーリー性を入れてより分かりやすくしています。

「クリスタルボウルは不眠に効きます」ではなく、「ずっと不眠症に悩んでいたけど、クリスタルボウルを聞いたら気分がスッキリして、その日はぐっすり眠れました!」というような感じですね。

※「効果がある」や「○○に効く」と断言するのは非常にセンシティブなので気をつけましょう。

共感を得よう

「もしも、やりたいことをどんどんこなせる自分になれたら…」

そう考えただけでワクワクしてきませんか?

いまの時代は、スパルタな文言は注目されにくいです。たとえば「人類を救済するために財産をすべて提供するしかありません」ではなく、「人類を救済するために財産をすべて提供してみませんか?」という、提案による共感の方が魅力的です。

クリスタルボウルのように分かりにくいイベントだと、「どうしてこの魅力を分かってくれないの?」という気になって、つい強い言葉を書いてしまうことがあります。

「体験した人にだけ分かる世界です」とか「水晶とシンクロできていないと分からないかもです」のような表現は絶対にNGです。

「私は分かっている人間である」という状態にならないように気をつけましょう。それでは一般の人から共感を得られません。共感を得られないものは、いまの時代に支持されません。

場所と時間を伝えよう

日時だけでなく、当日のタイムスケジュールを書くことや、会場の写真を添えることでイベント当日の流れや雰囲気を想像しやすくなっています。

クリスタルボウルはまだまだ一般的な楽器ではありません。

当日どんなことが行われるのか?何分くらいやっているのか?どんな場所なのか?

お客さんの不安を消せるように、丁寧に説明してみましょう。

肩書きには気をつけよう

非常に参考になる告知文ですが、「未来シフトコーチング」という肩書きは、いいとは思えませんでした。

自分が何かの活動をするときに、他人と被らないようにムリして肩書きを作る必要はありません。誰もマネないのにわざわざ登録商標を買って「®」を付けているのも、狭量な感じがします。

「キャンドルJUN」という名前には何のヒネりもありません。しかし、彼は本当に真摯に活動を続けたからこそ、唯一無二の存在・唯一無二の肩書きになりました。

単純に「クリスタルボウル演奏」とか「クリスタルボウル担当」でいいと思います。

まとめ

告知ページの書き方は最初のうちは本当に難しいと思いますが、ほかのイベントをどんどん参考にして、中身を自分の言葉に書き換えてみましょう。

クリスタルボウルのイベント(演奏)を行っているということは、何かしらボウルで感動があったからだと思います(ボウルに興味はないけどお金目的でやってます!というのでなければ)。

その感動は何だったのか?をじっくりと掘り下げてみましょう。

そうすれば、きっと魅力的な告知ページが作れると思います。

クリスタルボウルの世界を楽しみましょう!

Magali Luhan

水晶から作られた楽器「クリスタルボウル」を使い、心地よい音色で心身に変化をもたらすサウンド・バス アーティスト。東京・浅草橋「studio PLAYA」運営、Crystal Sound Laboratory代表。

PAGE TOP