サウンド・バスはどれも同じ?クリスタルボウル奏者による違いと選び方
同じ「サウンド・バス」という名前でも、奏者や主催者によって、体験する内容は異なります。使う楽器も、音の重ね方も、その時間に大切にしていることも、それぞれです。
以前から私は、クリスタルボウルの演奏も、もっとスタイルの違いが伝わるとよいなーと思っていました。初めて参加する方が「こういう時間を過ごしたかった」と思えるように、その違いを少し整理してみます。
同じ名前でも、同じ体験とは限りません
ヨガに関わる方とお話ししていると、たくさんのジャンルやアプローチがあることに気づきます。体をしっかり動かすヨガも、ゆっくり休むヨガもある。知らずに参加したら「私が思っていたヨガと違う!」となるかもしれません。
クリスタルボウルの演奏会やサウンド・バスにも、同じようなことがあります。名前だけでは、静かに音を聴く時間なのか、声のガイドがあるのか、体を動かすのかまでは分かりません。
だからこそ、奏者や主催者が「どんな音で、どんな時間を過ごしてもらいたいのか」を具体的に伝えることが大切だと思っています。
奏者によって、どこが違うのでしょう?
楽器と、音のつくり方
クリスタルボウルを中心に使うものもあれば、ゴングや金属製のシンギングボウル、声などを組み合わせるものもあります。同じクリスタルボウルでも、音量や音の重ね方、音と音の間に置く余白によって、印象は変わります。
楽器の数や大きさだけで、自分に合うかどうかは決まりません。演奏動画は雰囲気を知る手がかりになりますが、生演奏の音量や響きは録音と異なります。音の大きさが気になる方は、事前に主催者へ聞いてみてください。
当日の流れと、声のガイド
横になって演奏を聴く時間が中心なのか、呼吸や瞑想のガイドが入るのか。ヨガやお茶などを組み合わせるのか。自己紹介や感想を話す時間があるかどうかも、居心地に関わるところです。
会場と、過ごし方
少人数のスタジオと大きな会場、屋内と屋外でも、過ごし方は違います。横になれるか、椅子で聴くのか、照明や香りを使うか。写真や開催案内から、自分がそこで過ごす様子を想像してみると選びやすくなります。
その時間に大切にしていること
音楽として楽しむこと、静かに休むこと、瞑想のきっかけにすること、精神的な意味づけを大切にすること。主催者によって説明の仕方や考え方にも違いがあります。
ここで何が正しくて何が間違い、と決めたいわけではありません。自分が過ごしたい時間と、案内されている内容が合っているか。それを選べるようにしたいのです。
初めて参加するときに、確認したいこと
- 誰が演奏するのか。演奏動画やプロフィールがあるか。
- 何をする時間なのか。演奏以外の内容や、おおよその流れが分かるか。
- 横になれるか。服装や持ち物、会場の様子が分かるか。
- 料金、所要時間、キャンセル条件が分かるか。
- 気になることを、予約前に問い合わせられるか。
「何か特別な体験をしなくてはいけないのかな」と構える必要はありません。案内を読んで、無理なく参加できそうかを確かめてみてください。
もし以前の体験が自分には合わなかったとしても、それだけですべてのサウンド・バスが合わないと決めなくてもよいと思います。何が気になったのかが分かれば、次に選ぶときの手がかりになります。
私が届けたいサウンド・バス
私、Magali Luhanが大切にしているのは、「心の中に空間を見つける体験」です。横になってやわらかな生演奏を聴きながら、自分のための時間を過ごしていただきたいと思っています。
集中したり、うまくリラックスしようとしたりしなくても大丈夫。何か決まった感覚を得ることを、参加のゴールにはしていません。体験の感じ方は、それぞれ自由です。
東京・浅草橋のstudio PLAYAを中心に、抹茶やヨガなどを組み合わせたイベントも開催しています。同じ私のイベントでも内容は異なるので、開催案内にそれぞれの過ごし方を載せています。
奏者の名前だけでなく、「こんな時間なら過ごしてみたい」と選んでもらえるように。これからも、演奏とその伝え方の両方を考えていきたいと思っています。
名前の違いが気になる方へ
「サウンドメディテーション」「サウンドヒーリング」との違いは、別の記事で私なりに整理しています。呼び方だけで内容を判断せず、具体的な開催案内とあわせて読んでいただければと思います。
サウンド・バス アーティスト。東京・浅草橋のstudio PLAYAを運営。「心の中に空間を見つける体験」をコンセプトに、全国での演奏、レッスン、書籍の執筆、アプリ・楽器の製作に取り組んでいます。Crystal Sound Laboratory/合同会社マガリ企画代表。Magali Luhanのプロフィール・活動実績 / サウンド・バスの開催日程

