混沌の先にある希望を夢見て。

新型コロナウィルス(COVID-19)の感染拡大に伴い、東京・大阪で今週末(3月28日・29日)の外出自粛要請が出されました。

現時点では来週末の外出自粛要請は出ていないため、4月3日・4日・5日のクリスタルボウルイベントはふだんよりも規模を縮小しつつ、開催の予定です(今週末の演奏予定はすべて中止としました)。

 

さて。

なぜ、私たちは外出を自粛させられるのでしょうか。

もちろん、それは感染リスクを減らすためですよね。

では、なぜ感染リスクを減らすことが大切なのでしょうか。

もちろん、それは人命を守るためですよね。そして、医療システムや経済活動・社会生活を守るためですよね。

では、私たちが週末を自宅で過ごせば、新型コロナウィルス(COVID-19)はおさまるのでしょうか。

もちろん、そんなことはありません。

 

いまやっているのは、「感染者を一気に大爆発させないこと」です。大爆発してしまうと、医療システムや経済活動・社会生活が崩壊してしまいます。

感染者が少人数であり続ければ、抜本的な治療方法は確立されていないながらも、本人の免疫に期待しつつの対処療法は行えます。志村けんさんの感染・入院が話題になりましたが、もし感染者が爆発していたら、志村けんさんの治療を受け入れてくれる病院や治療器具がなかったかもしれないのです。だっふんだ!

 

きちんと治療が行えるように少人数の感染者に抑えつつ、その間にワクチンや治療方法を完成させる。私たちが過ごしている今は、そのための「時間稼ぎ」と言えます。

時間をかければワクチンや治療方法は必ず完成されます。

いまの混沌はこの世の終わりではなく、既存社会の崩壊ではなく、カタストロフィではなく、私たちが生きている世界に新しい希望を作るための前向きな行動である。そう私は捉えています。

この混沌の先にある希望を夢見ながら、クリスタルボウルを演奏してみました。ライブ録音につき、外部ノイズが含まれています。ご了承くださいませ。

私になにかできることがあれば、お気軽にお問い合わせください。

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