「クリスタルボウル サウンド・バス レッスン」の受講者さんからいただいた質問をブログでも紹介するシリーズ。
今回は、「マガリさんは、やっぱりたくさんのボウルを持っているんですか?」についてです。
えーと。
2020年3月現在、私がレギュラーで使用しているのは2つのパターンのセットです。一度に使用するボウルは最大で5つ。全部重ねて、ひとつのボウルバッグで運んでいます。
※たくさんのボウルをひとつに重ねることを推奨しているわけではありません。安全性はご自身で判断ください
ひとめが、Fをキーにしたやわらかな音のセット。やわらかくハートを包み込むので、癒しの演奏に使うことが多いです。
- 9インチ LOW-F +20(クリアーライトボウル)
- 8インチLOW-A +20 (クリアーライトボウル)
- 8.5インチ C +30 (アルケミーボウル)
- 7インチ F +40 (アルケミーボウル)
- 6インチ G +35 (アルケミーボウル)
もうひとつが、Gをキーにした深い響きのセット。芯を作ってくれる音なので、瞑想やヨガの演奏に使うことが多いです。
- 9インチ LOW-G +30 (クリアーライトボウル)
- 8.5インチ C +30 (アルケミーボウル)
- 6.5インチ E +20 (クリアーライトボウル)
- 6インチ G +35 (アルケミーボウル)
- 5.5インチ B +35 (クリアーライトボウル)
「8.5インチ C +30」と「6インチ G +35」はふたつのセットで共有しているので、持っているボウルは全部で8個ということになります。アルケミーボウル 3つ、クリアーライトボウル 5つですね。
そんなものなの?と思われるかもしれませんね。もっとたくさんのボウルを所有されている方もおられると思います。でも、このセットで1時間以上の演奏を行いますし、100人以下のスペースだったらマイクやスピーカーを使わずに生音にしています。
そして、いずれのボウルも「絶対音」ではありません。全体的にプラス寄りなピッチです。
そしてそして、D(レ)の音はひとつも持っていません。高いA(ラ)もないですね。ドレミファソラシの7つの音を集めた、いわゆる「フルセット」ではありません。
フルセットは音階の幅が広いので、多彩な演奏はできますが、反対にいずれの音階もひとつずつなので、分厚い演奏はできません。私の場合は「LOW-FとF」や、「LOW-GとG」というように、オクターブ違いで揃えているので、音を重ねた分厚い演奏ができるようになっています。
以前はもっとたくさん、10個くらいボウルを並べて演奏していましたが、「あの人はたくさんのボウルを使っているから演奏ができている」と思われても残念なので、カバンひとつで持ち運べる5つのボウルでも、多彩な演奏方法を使えば長時間の演奏ができるという可能性を追求したいと考えています。
アルケミーボウルをいくつか取り入れているのには大きな理由はなく、単純に音の調和がよかったから使っています。もし、これからクリスタルボウルを新しく揃えたい!でも、透明なボウルだけじゃなくてカラフルなアルケミーボウルも欲しい!という方は、「くりすたり庵」の牧野さんに相談して、アメリカのクリスタルトーンズ社から直接配送してもらうのがよいかと思います。
アルケミーボウルは高価なものですが、私が使用しているアルケミーボウルの「プラチナ」や「アゼツライト」は、幾分リーズナブルです。小さなサイズはアルケミーボウル、大きなサイズはクリアーライトとすることで、出費も抑えられるはず(大きなアルケミーボウルはとても高価です!)。
何かの参考になれば幸いです。これからも修行を続けます。