クリスタルボウルのYouTubeはイヤフォンで聴く? スピーカーで聴く?

クリスタルボウルのYouTubeはイヤフォンで聴くのと、スピーカーで聴くのと、どちらがよいですか?」というご質問をいただいたので、私の考えをブログでも書いてみます。

クリスタルボウルの音が私たちの心身に影響を与える理由

まず、クリスタルボウルの音が私たちの心身に影響を与える理由をサウンド・バスの考えに基づいて手短にまとめると・・・

  1. どこまでも続く心地よい振動(波動)が全身を包み込むことで心身が深くリラックスして(フルボディ・リスニング)
  2. 繊細で心地よい音色と深い静寂によってアタマが「思考」から離れて「感覚」優位になり(ディープ・リスニング)
  3. 感覚優位になったことにより、気づきやスピリチュアルな体験が導き出されてくる

という流れです。

マッサージで例えると、しっかりもみほぐした後でやさしいオイルマッサージをしているような感じです。もみほぐすだけだと肉体的な疲労は消えるかもだけど精神的な癒しは薄いですし、もみほぐされる前からオイルマッサージが始まっても凝り固まった身体だと感じづらいはず。

クリスタルボウルでも、しっかり音に包まれるフルボディ・リスニングだけだと圧倒されて眠っておしまいになるかもですが、そこへやさしく細かな音や静寂を混ぜることでディープ・リスニングを作りだし、体験を導き出しています。

カギとなるのは「心地よい振動(波動)」と「心地よい音色」、そして「リラックス」です。同じクリスタルボウルという楽器を使っていても、気持ちの悪い不協和音だらけだったり、雰囲気が強烈に怖い場所で聴いていたりしたら・・・気づきやスピリチュアルな体験は出てきません(悪夢のようなものは出てくるかも)。

イヤフォンとスピーカーどっちがよい?

では、イヤフォンとスピーカーのどちらがよいかと考えると・・・

  • 「心地よい振動」を最優先に考えると、耳だけに振動が届くイヤフォンより、全身に振動が届くスピーカーの方がよいとなります
  • 「心地よい音色」を最優先に考えると(多くの場合で)イヤフォンの方が細かな音まで聞こえるのでよいと思います
  • リラックスすることが非常に大切なので、イヤフォンの「耳に何か入っている」状態より、自由にゴロゴロできるスピーカーの方がよいです
  • ただ、スマホやパソコンに内臓されている小さなスピーカーだと、クリスタルボウルの「心地よい音色」を再現するのは難しいと思います

そうなんです。なかなか簡単に結論を出せないのですが・・・

 

スマホに接続できる「Bluetoothの外付けスピーカー」のようなスピーカーをお持ちであれば、スピーカーから音を再生し、全身で音を浴びる方がよいかと思います。

外付けスピーカーをお持ちでない場合は、イヤフォンやヘッドフォンの方がよいかと思います。

どっちか迷ったときは、よりリラックスできる方、より音質がよい方を選んでみましょう。

適材適所を大切に

もちろん、ご家族がおられる場合など「スピーカーから音を出すのは気まずい」というときもあると思います。その場合はイヤフォンを使用した方がリラックスできると思います。

いつでも手軽に音を聞けるYouTubeではあるけれど「自分から聞こうとしている人」以外には聞かせるべきではありません。たとえば「クリスタルボウルの音色を流していればご近所や職場がやさしくなるかも」と言って音を再生するのは非常に危険です。

クリスタルボウルの音って心身に強烈な影響を与えます。ちょっと例えが悪いけど、お酒みたいなものです(体験はまったく違うけど、精神に影響を与えるものとして)。

「その体験を望まない人」や、「その体験を望まないタイミング」のときには聴かない(聴かせない)ようにすべきです。

たとえば、力仕事をしたいときにクリスタルボウルが「こい〜〜〜〜ん・・・」鳴っていても、ちょっとヘンですよね。そういうときは激しい音楽の方が気分を盛り上げてくれます。

 

「クリスタルボウルの音は癒しだし、みんながリラックスできるように隣近所まで聞こえる大音量で再生してみよう」というのは、ものすごく身勝手な考え方です。お酒が飲めない人に「酒は百薬の長」とか言ってムリヤリ飲ませるのと同じです(私はお酒がまったく飲めないので、いろいろ面倒くさいことがありました)。

ぜひ、適材適所で上手に活用をしていただければと思います。

クリスタルボウル サウンド・バスのYouTubeも、よろしければチャンネル登録くださいませ。

Magali Luhan

水晶から作られた楽器「クリスタルボウル」を使い、心地よい音色で心身に変化をもたらすサウンド・バス アーティスト。東京・浅草橋「studio PLAYA」運営、Crystal Sound Laboratory代表。

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