夢を現実に引き寄せるためのいくつかの散文

まとまりのない、ちょっとしたメモです。

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自前のスタジオがそろそろ本当に欲しい。毎週どこかで演奏しているけど、場所代がハンパなくかかっている。しかし、固定の場所を持つとなると初期投資が必要。中小企業支援のお金を借りようとしても、クリスタルボウルをスピリチュアル(オカルト)ぽく捉えられると困難。クラウドファンディングなどで一般の人から支持される、もっと分かりやすいイメージを。もっとクリーンなイメージを。

場所は「居抜き」だったら早いけど、ヨガスタジオの居抜きなんてあるのか。床暖房も欲しい。ざっくり500万くらい準備すればいいのかしら。

クリスタルボウルを実際に触ってみたいという要望をいただいても、都内にさえ販売店はほとんどないというのが現実。いずれもものすごく高いので、オススメもできない。そもそも論として「癒やす」のと「癒やされる」のは違う。「仕事が終わって疲れて自宅に帰ってきたときは、ボウルを鳴らすよりもシャワー浴びて早く寝たい」と言っていた人、正直な真実だと思う。

それでも、手に入れたい人には情報として届けたい。壁一面にクリアータイプのボウルが20個くらい並んでいたら素敵そう。

少し前まではクリスタルボウルのあり方を、ヨガになぞらえていた。かつて、「インドで行われているヘンな踊り。オウム真理教の修行」だったものが、「運動したいけどランニングやウェイトトレーニングは違う」といった層に支持されて、いまや完全にOLの基礎科目のひとつ。クリスタルボウルも、ちょっと前まではチャクラが開くとか運気が向上するとかばかりで白い服を着た女の人が鳴らしているイメージだったのを、もっと分かりやすく展開していったら、すごく支持されるようになった。だけど、ヨガとクリスタルボウルと決定的な違いは「達成感」のなさだ。ヨガは達成感や、内容のレベル分けがある。クリスタルボウルはただひたすら受け身だ(達成感がないと継続されないので、ムリヤリに達成感を付けているのがクリスタルボウルのスクールビジネス)。

つまり、どこまでいってもクリスタルボウルはヨガのような位置にはなれない。改めて、マッサージと同じような存在だと認識をし直すべきだ。たまに疲れたときに通うためのものだ。

そう捉えたとき、現在のイベントスタイルはもう少しだけ力不足だ。

日本橋のStudio SHANTI201は設備が整っているので、毛布やクッションを使うこともできるけど、もっともっとリラックスにこだわりたい。

会社帰りにブラっと立ち寄れるように、前売り券方式ではない方法や週末の夜だけではない開催も検討したい。

このサイトも、あまりに情報過多になっている。もっとOLの体験記みたいな感じにしていかないと、拡がらない。

だけど、少しだけ理想の未来を想像してみる。

会社が終わった後や、子育ての合間にスタジオへ立ち寄ってもらう。ひとりでも、三人一緒でも大丈夫。シリカやヘナが溶け込んだお湯で足湯につかって、ゴロリと寝転がって演奏スタート。終わったらハーブティを飲みながら、軽く談笑。時間があればそのまま昼寝してもらっていてもいい。

気持ちが疲れたときに通える場所。飲酒やカラオケのような自失行為ではなく、ココロを落ち着かせて整えて、自分をフラットに取り戻せる体験。終わったあとに、「よしっ」と感じてもらえる場所。

さーて、がんばろ。

Magali Luhan

水晶から作られた楽器「クリスタルボウル」を使い、心地よい音色で心身に変化をもたらすサウンド・バス アーティスト。東京・浅草橋「studio PLAYA」運営、Crystal Sound Laboratory代表。

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