クリスタルボウル奏者にもオススメな、フローティングタンク体験

クリスタルボウルは「余韻」の中に美しさがあります。そして、「無音」のときに染み込んでいきます。

しかし、ボウルの演奏に慣れていないと、ついついたくさんの音を鳴らしがちになってしまい、結果としてゴチャゴチャとした落ち着きのない内容になることがあります。ヒドいときにはアタマが痛くなったり、目まいがしたり、肉体的にも精神的にもダメージを与えてしまいます。

本当によいものに「好転反応」はありません。何かしら不具合を感じるのは、多くの場合で演奏がヒドいのが原因です。「チャクラがブロックされていたから」というような根拠のない言い訳を作って、演奏技術を高めることを放棄すべきではありません(お金払って来たお客さんに対して、あまりに失礼です)。

まずは演奏者自身が「無音」の心地よさを知ってみましょう。

無音の心地よさを知るのにオススメなのが「フローティングタンク(アイソレーションタンク)」です。

フローティングタンクとは

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巨大なバスタブのようなものの中に、体温と同じ温度に保たれたエプソムソルト(硫酸マグネシウム)のお湯が張ってあり、仰向けに寝転がると強力な浮力で身体がプカリと浮かぶことができる装置です。

プカリと浮かぶことで重力から解放され、お湯の温度が体温と同じなので、だんだん「お湯」と「皮膚」の境界線が曖昧になり、フタを閉じれば暗やみになるので何も見えず、耳をお湯の中に漬けると音も聞こえず・・・

ありとあらゆる感覚を遮断(刺激からの開放)することで、ココロへとフォーカスできます。お湯にプカリと浮かぶのは単純に気持ちよく、筋肉の緊張も緩まるので肩こりや腰痛・頭痛などにも効果が期待できます。

 

フローティングタンクの体験は、クリスタルボウルの体験に似ています。

タンクの場合は、浮かぶことやお湯の温度で感覚を遮断します。ボウルの場合は、音に包まれることで感覚を塗りつぶします。そして、どちらもココロへフォーカスしていきます。

 

タンクに浮かんで「無音は心地よい」というのを知ることは、クリスタルボウルの演奏にすごく役立ちます。

私はボウルを教えるときに、いつも「自分が心地よいと思った体験をボウルで再現すること」を第一に上げています。うまいラーメンを食べたことがない人は、うまいラーメンを作れません。「心地よい」ことを積極的に体験しておきましょう。

フローティングタンクを体験できる場所

フローティングタンクは大がかりな装置が必要なこともあり、体験できる場所が限られています。全国のタンクサロンから、いくつかご紹介します。

辰巳・東雲近くのフロート・アイソレーションタンクサロン【COCORODO】

http://www.cocorodo-float.com/

東京都江東区東雲1-9 キャナルコートCODAN11号棟222号[Google Maps]

フローティングタンクサロンCOCOON

http://hikariclinic.jp/cocoon/

岡山市北区下石井2丁目1-18 ORIX岡山下石井ビル2F [Google Maps]

M. Float Lounge

http://float-lounge.jp/

福岡県福津市西福間3-26-1 [Google Maps]

Lenka

http://www.lenka.jp/

沖縄県宜野湾市嘉数(かかず)1-2-6-3 [Google Maps]

 

クリスタルボウルにさまざまな種類があり、奏者によって演奏方法が異なるように、フローティングタンクにもいくつかの種類があり、サロンによって雰囲気が違っています。お気に入りを見つけてみましょう。

繰り返しになりますが、「自分が心地よいと思った体験をボウルで再現する」ためには、「心地よい」ことを積極的に体験しておく必要があります。2017年、たくさんの心地よいことを体験し、その心地よさの中にあるものへ思いを馳せてみてください。

こんな感じのレクチャーと実技指導を「クリスタルボウル サウンド・バス スクール」として行っています。知識を身につけるための座学と、技術を身につけるための実技の2部構成。実技はほかの人の音にジャマされないようにマンツーマンで行います。

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