クリスタルボウルを演奏するときには、ボウルの下に「Oリング」という丸い輪っかを置きます。やわらかなOリングのおかげで、音がやわらかく響くというわけですね。
Instagramなどで海外のクリスタルボウル演奏風景を見ていると、本当に皆さんいろいろ工夫されていて、Oリングの下にさらに布を置いてデコレーションにしていたり、コルクのマット(鍋敷き)を置く方法も、すっかり広がりました。
最近の私は、牧野持侑さんの「くりすたり庵」で教えていただいた、Oリングを使わずに「すべり止めマット」を敷いた上にボウルを直接並べる方法をよく使っていましたが・・・
先日の某取材で「ゴムマットだと見た目が地味だから、もっとなんかないですか?」というようなことを言われ・・・
海外の奏者さんのInstagramでたまに目にする、「プリントヨガマット」を試してみました。
プリントヨガマットとは、ヨガマットの表面に彩色や画像加工を施したカラフルな見た目のヨガマットのこと。本当にさまざまなデザインがある中から、個人的に好みのグラデーションカラーのふたつを選びました。
まずこちら。sugarmatさんのもの。
https://www.instagram.com/p/Btj9OQRnzWG/
sugarmatのよかった点は
- 厚みが3mmなのでコンパクトに丸められる
- 表面のベロア加工(?)のおかげでボウルが滑りづらい
sugarmatの惜しい点は
- 重量が1kg以上あって重い
- 素材的に自由にカットしたら端からほつれてしまいそう(試していません)
もうひとつ、ekaさんのも。ヨガマットそのままだとボウル用には大きすぎるため、カッターナイフで切ってサイズを小さくしました。
https://www.instagram.com/p/BuGXMkuD7a-/
ekaのよかった点は
- 価格が手ごろ
- シンプルな素材なのでカッターナイフで加工できる
- 重量が軽い
ekaの惜しい点は
- ごくわずかにボウルが滑る
- ブランドロゴが大きく主張している
- 厚みが6mmと厚い
本来はヨガを行うためのマットをクリスタルボウルに転用しているので、そんな用途はメーカーさんも想定していないだろうし、本当に恐縮ではありますが・・・
演奏のしやすさではsugarmatが上でした。グラマラスな感じもよかったです。でも、重い・・・。
ekaは女性的なやわらかなカラーだけど、巨大なブランドロゴの主張が激しく、わずかにボウルが滑りがち。
なかなか悩ましいです!
大切なボウルや大切な空間、時間、体験をもっと愛せるように、またいろいろと探求してみます!
皆様もオススメなものがあれば教えてくださいませ。