アルケミーボウルの入荷が遅れています・・・そしてもうひとつ

昨年末、クリスタルボウルのトップメーカーである「クリスタルトーンズ社」の販売代理店契約を結びました。アルケミーボウルという、カラフルなボウルを作っているメーカーです。

有名な話なので書いても問題ないと思いますが、クリスタルトーンズ社は「トーンズ社のボウルと他社製のボウルを併売しない」という厳格なルールがあります。ブランドイメージを守るためでしょう。

そのため、クリスタルボウル サウンド・バスSHOP(クリスタルボウル サウンド・バスSHOP)でも、これまで販売していたクリアーライトボウルやコズミックライトボウルの新規入荷を止めて、売り切りセールみたいにしていたのですが・・・

クリスタルトーンズ社とのやり取りに、なかなか時間がかかっています・・・

「WhatsApp(LINEみたいなアプリ)」で連絡しても、メールを送っても、2週間以上待たされることもあり・・・(早いときは早い)

もちろん、これはクリスタルトーンズ社を非難するものではありません。トップメーカーとして世界中に顧客を抱えているわけだし、私からの要望は「響きのよいセットを厳選してください。それを輸入します」という、先方にも多大な負担がかかる内容です。時間がかかるのは当然のことでしょう。私だって、日夜メールの返信にテンテコマイです。

しかし、日本で待っている方が多くいる状態で、あまりに「ボウルはひとつもありません」状態が続くのは心苦しく・・・(ぶっちゃけ、入荷時期のメドすら分からなくなってきました)

 

話が前後しますが、これまで販売していた純粋な素材のクリアーライトボウルやコズミックライトボウルは、中国のメーカーで原型を作り、その中からよいものだけを選んで、さらに日本で最終加工を加えて完成させていました。コストパフォーマンス的にその方法が最良だったのです。

しかし、その中国メーカーから「最近はクラシックフロステッドボウルの注文がガンガン来ているから、おたくのボウルを作ってる余裕がないよ」と言われ、「完成したのを(良品・不良品の関係なく)全部買い取ってくれるなら専用で作ってもいいよ」という相談があり・・・

まぁ、足下を見られているだけかもですけど・・・

全部買い取るとなると、音の響きの悪いボウル、音程がズレまくったボウルなど、楽器として販売できないものも私のところへやってきてしまいます。100個作って50個しかよいのができないかもしれません。クリスタルボウルはそのくらい、偶然の要素に頼りながら製造しています(だからこそ、唯一無二の音がします)。

そんなの、こっちの体力(財力)が続かないよ・・・だったら、高くてもよいものを選べるクリスタルトーンズ社のボウルにするよ・・・という裏話がありました。私は自分自身が奏者ですし、スクールもやっているから、クオリティの低いボウルは絶対に販売できないのです(たとえば、ウチでボウルを購入した人がスクールに申し込みをして「このボウル、響きが悪くないですか・・・?」みたいなことになったら大変です)。

ただ、そのトーンズ社とも時間がかかっており、本当にたくさんのお問い合わせを毎日いただいているので・・・

ちょっと実験的に、クリアーライトボウルを製造してみます。

どれだけ良品が完成するか分からないけれど、月末ごろには最初のロットが完成する見込みです。つまり、クリスタルボウル サウンド・バスSHOP(クリスタルボウル サウンド・バスSHOP)にクリアーライトボウルが追加で入荷されます。

クリスタルトーンズ社との契約もあるので、アルケミーボウルとの併売は絶対にしないけれど、そのメドが立つまでの限定追加という感じです。

 

そして・・・

最近、アメリカ・中国・ロシア・インドなど、世界中のメーカーさんやクリスタルボウル奏者さんとやり取りを行いながら、やっぱり直接会いに行かないと温度感って上がらないなーと強く感じました。

たぶん、トーンズ社も直接会って「じゃ、これとこれにする!」みたいなやり方だったら、もっともっと早いだろうし、お互いのことを直接知っているなら意思疎通がスムーズです(代表のルピト氏とは電話会談をしたけれど、販売の担当者さんとはメールのみ)。

中国メーカーも工場に足を運べば、こっちの要望をもっとたくさん伝えられるかもしれません。

これまでも、ずっとそうしてきました。スクールを全国出張対応させているのも、「習いたい人がいるんだったら、住んでいるところとか関係なく伝えたい」という気持ちからです。

というわけで・・・えーと、アメリカと、中国と、ロシアと、インドと、あとハワイにも・・・?

状況が進み次第、またご報告します!

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