クリスタルボウル用の「スーパーボールマレット」を自作してみました

クリスタルボウル奏者同士でアレコレ情報交換するのは楽しいです。「そのアイデアはよいですね!」とか、「そういうやり方もあったんですね!」とか、たくさんの刺激をもらえます。

先日教えてもらったのが「スーパーボールでマレットを作ると、細かくリズミカルな音を出せる」というワザ。

よいものは皆さんで。ブログでも紹介します。

スーパーボールマレット

材料

  • 2cmくらいのスーパーボール
  • 竹ひご

スーパーボールマレットは、ものすごくよく跳ねるゴム製のボール「スーパーボール」を使ったマレットです。

スーパーボールは縁日なんかでも売ってるし、お子さんがいる家庭だったら、ひとつくらいはある・・・?のでしょうか。100円ショップでも売っていると思います。

そして、マレットの軸にするための「竹ひご」。こちらも100円ショップで売っているかもです。

作り方

まず、スーパーボールの中心・まん中くらいまで穴を空けます。私は手持ちの電動ドリルを使いましたが、キリなどでも空けられるはず。

穴は貫通させず、まん中くらいで止めておきましょう。

その穴へ竹ひごを挿せば完成です。

軽く振り回してスーパーボールがすっぽ抜けないか確認しましょう。穴が大きくて緩いときには接着剤で固定してもよいと思います。

スーパーボールマレットの使い方

スーパーボールマレットは「リズミカルに叩く」専門のマレットです。ごい〜〜〜んという長い音を出せるマレットではありません。

竹ひご部分をそっと持って・・・

ボウルの内側や外側で、スーパーボールを跳ねさせるようにしてトカトカと優しく叩きます。

https://www.instagram.com/p/Buf15W6jal6/

※一般的な演奏ではボウルの内側をこすったり叩いたりすることはありませんが、スーパーボールマレットのときは跳ね返りしやすい内側を使うこともあります。音の響きの拡散性を考えると外側の方が優れています

力で叩くのではなく、スーパーボールの跳ね返りを活かして、しっかり力を抜いてリズミカルに叩くのがポイントです。上手にできると、ふわふわとした残響音がどんどん重なって柔らかな音が空間を満たしていきます。

ふたつのボウルを交互に叩くときには、それぞれのボウルの距離によって音のリズム感が変わります。心地よい位置を探してみましょう。

いかがでしたか? いままでのマレットで演奏するのとは、ちょっと違った印象が作れたのではないでしょうか?

私もこれまで、鉄琴用のゴムマレットなどをクリスタルボウルの演奏で試したことはあるのですが、

これらのマレットはどうしてもゴムヘッド部分が硬かったり、重かったりして、クリスタルボウルのような繊細な楽器に使うのには難点がありました。

でも、スーパーボールならバッチリです!安価に作れるし、ご興味ありましたらお試しください。

クリスタルボウルの世界はまだまだ始まったばかりです。いろいろとアイデアを出し合って、みんな一緒に楽しめて・活躍できる世界にしていきましょう!

再来週は江古田でヨガとクリスタルボウルの「Sound Recess Yoga – ヨガでカラダとココロ、呼吸をチューニング」です。どうぞお気軽に起こしくださいませ。

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