集客を考えるより、必要とされる存在になることを大切に

クリスタルボウル サウンド・バス スクール」では、クリスタルボウル奏者として活動をする上での「集客の方法」について、「集客の方法をアレコレ考えるより、まわりから必要とされる存在になることを目指した方がよい」という方針でレクチャーをさせてもらっています。

今日はそんな話をブログでご紹介します。

 

演奏会などのイベントを企画した際、「お客さんをどうやって集めるか?」というのは、非常に難しい問題を孕んでいます。

お金をかければ、インターネットや雑誌へ広告を出すこと、「○○フェス」のようなところに出展すること、書籍やCDを作ることもできます。知り合い全員に「イベントがあるから誰か誘って来て!」とメールを送信しまくるのもアリかもしれません。

でも、実際に提供できる体験が満足いくものでなかったら、お客さんには失望を与えてしまいますよね。演奏の出来によっては、癒しではなく、心身にダメージを与える恐れもあります。

 

演奏経験が浅いうちは、なるべく身近な家族や友人に小さな規模で聞いてもらって、奏者としての経験値を増やし、口コミで自然に広がっていく・・・くらいの方が、奏者のスキルアップと共にお客さんが増えていくので安全ではないでしょうか。

 

よい体験であれば、きっとリピートしてもらえます。誰かを誘って来てくれるかもしれません。ひとりだったお客さんがふたりになり、ふたりが四人になるかもしれません。ひょっとしたら、その中にヨガの先生や瞑想の先生がいて、コラボイベントの提案をしてくれるかもしれません。

クリスタルボウルは100人、1000人で体験するものではなく、せいぜい数十人です(10人以下がベストです)。その人数であれば、大きな宣伝をせずとも、ブログ等で告知をしつつ、地道に演奏活動を続けていれば(続けるのが大切!)、集まっていただけると思います。

もし、リピートしてもらえないようであれば、相手の期待に応えた内容ではなかったのかもしれません。演奏技術や、イベントの届け方(説明書きの文章など)を再確認してみましょう。

 

集客のための一番の方法は、広告を出すことや出展すること、書籍やCDを作ることではありません。自分のプロフィールを「盛る」ことでもありません。まわりから必要とされる存在になることだと「クリスタルボウル サウンド・バス スクール」では考えています。

 

さて、どのようにすれば「まわりから必要とされる存在」の奏者になれるのでしょう。

クリスタルボウル サウンド・バス スクール」では、

  1. 「与える」ではなく「導き出す」ための、やさしい演奏
  2. いつでもどこでも演奏できるフットワークの軽さ
  3. 自我肥大(エゴ・インフレーション)にならない、謙虚な姿勢

の3点を大切にしています。また、私はヨガやマッサージ等とのコラボ経験がたくさんあるので、これまでの知見もご紹介しています。

※「必要とされる」を目指していたつもりが、「利用される」にならないように気をつけて。それはまた別の機会に文章にしてみます

 

もちろん、私もまだまだ未熟な存在です。

だからこそ、どうすればよいのかを日々考えながら、イベントやYouTube、ブログを作っています。

 

「たくさんの人の前で演奏したい!」とか「ボウル購入のモトを取りたい!」という気持ちが出るのは当然かもしれませんが、誰のための演奏なのかを考えて、地道な活動を続けてみましょう。これも、「与える(こちらから勧誘、セールスを押し込む)」ではなく「導き出す(まわりから引っ張られる)」です。

それぞれの内側にあるものを大切に。がんばりましょう!

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