「クリスタルボウル サウンド・バス スクール」で使用しているテキストを「2021年版」としてリニューアルしました。
前回の2019年版が180ページ・約6万4000文字というボリュームだったので、よりコンパクト化を目指したのに・・・ページ数は164ページになったけど、文字数は1万文字以上増えて約7万7000文字という結果に。
https://www.instagram.com/p/CE-rnHMjyu4/
もちろん、ムダ話をいっぱい入れて冗長にさせたのではなく、精査に精査を重ねた結果です。やっぱり、「感覚」を「具体的な言葉」で伝えるのは大変ですね・・・。
私がクリスタルボウルのスクールを開始したのは2017年のこと。テキストは2年ごとにリニューアルをしているので、今回が「バージョン3」のような感じです。
前回のもそーとー力を入れて作っていたけれど、2年の間に「こういう伝え方をした方が分かりやすいな」とか「皆さんココでつまづきやすいな」という気づきがありましたので、内容にフィードバックさせています。
これから「クリスタルボウル サウンド・バス スクール」を受講される方には、2021年版のテキストをお渡しします。
また、これまでにスクールを受講された方・テキストだけをSHOPで購入された方は、ご希望があれば2021年版テキストを無料送付いたします。メールでご連絡くださいませ。
クリスタルボウルはとても歴史が浅いので、いまはたくさんの奏者が、それぞれの理想に向かって切磋琢磨しています。自分なりの活動を制限してくるような権威はどこにもありません(医療の世界だと「無免許医師」は怒られるけど、クリスタルボウルは誰でもできるのです)。
極端な話をすれば、昨日クリスタルボウルに出会ったばかりの人が「東アジア クリスタルボウル No.1スペシャルアカデミーインターナショナル東京校」を名乗って誰かにレクチャーするのも自由ですし、そこで「スーパーカリスマヒーラー認定書」を作るのも自由です。
・・・そして、個人的にはそういう動き(いろいろな人がスクールをやる)が活発になることを(実は)願っています。
やっぱり、「誰かに教える」というのは、その対象(クリスタルボウル)を深く考えるキッカケになりますし、自分の活動も「もっとがんばらねば」という気持ちになるものです。「スーパーカリスマヒーラー認定書」を作っている本人が不人気だったらカッコ悪いですもんね。
「誰かに教える」を通じて、技術や理論がさらに洗煉され、奏者が増え、一般社会へ認知されていき・・・
より気軽に安全に、自分の好みや目的に合わせた音の世界を楽しめるようになればよいなと思います。「クリスタルボウル サウンド・バス スクール」では年内に「TT(ティーチャートレーニング)」のカリキュラムも作成予定です。
というわけで、最後に2021年版テキストの目次を公開します。後ろの数字はページ数(ページ番号)です。
目次
はじめに 5
第一章 クリスタルボウルについて 7
クリスタルボウルとは 8
クラシック・フロステッドボウル 10
クリアーライトボウル 12
アルケミーボウル 14
クリスタルボウルの大きさ 16
クリスタルボウルの収納・運搬方法 17
クリスタルボウルの形状 18
クリスタルボウルの演奏で使うもの 20
クリスタルボウルのお手入れ・浄化方法 22
コラム:クリスタルボウルは「割れる」楽器? 23
クリスタルボウルの音の特徴 24
クリスタルボウルの音階 26
クリスタルボウルで作る和音 27
コラム:音階とチャクラの関係 28
クリスタルボウルの音程(ピッチ)のズレ 30
基準音 440Hz、432Hzについて 32
コラム:どうして音階や音程にこだわるの? 34
クリスタルボウルの倍音 36
第二章 サウンド・バスについて 39
サウンド・バスとは 40
サウンド・バスが心身に影響を与える理由 41
特別な体験に導く「感覚共振」 43
コラム:クリスタルボウル以外でもいいの? 46
クリスタルボウルのさまざまな「説」 47
コラム:YouTubeやCDは効果がある? 48
ここまでのまとめ 49
第三章 クリスタルボウルの鳴らし方 51
クリスタルボウルの練習を始める前に 52
クリスタルボウルを並べよう 54
クリスタルボウルの近くに座ろう 56
1回あたりの練習時間について 57
マレットを持ってみよう 58
マレットによる音の違い 60
音量の目安を知ろう 61
音の止め方を覚えよう 62
コラム:練習は自宅でやっても大丈夫? 63
クリスタルボウルの3つの奏法 64
こすって長い音を出す – singing(シンギング) 66
応用:マレットの先端でボウルの側面をこする 70
コラム:こすっても音の出ない「チャイムボウル」 71
応用:両手でこする 72
応用:呼吸に合わせて抑揚(ゆらぎ)をつける 73
こする奏法のFAQ 74
やさしく触れてリズムを作る – touching(タッチング) 76
応用:複数のボウルを叩く 78
応用:細かく連続で叩く 79
叩く奏法のFAQ 80
コラム:奥歯の力を抜いておこう 81
音を継ぎ足す – adding(アディング) 82
応用:音の波を見極める 84
継ぎ足しの奏法のFAQ 85
第四章 クリスタルボウルを演奏する 87
与えるのではなく、導き出すための演奏とは 88
コラム:なぜ、導き出すための演奏を行うの? 90
演奏の3つの段階 -ヨーガ・スートラを参考に- 92
「集中(ダーラナ)」のクリスタルボウル演奏 94
「瞑想(ディアーナ)」のクリスタルボウル演奏 95
「三昧(サマディ)」のクリスタルボウル演奏 96
意識の段階が次に進むタイミング 97
集中の演奏を作るための準備 98
単音のイメージを知ろう 99
和音のイメージを知ろう 100
コラム:バイノーラル・ビート(バイノーラル・エフェクト) 102
音のリズムのイメージを知ろう 104
リズムよく叩けなかったときは 106
音のつながりのイメージを知ろう 108
流れを意識して演奏を構成しよう 110
導入 -意識を落ち着け、音の世界へ誘う- 112
変容 -体験をより掘り下げる- 114
覚醒 -気づきや救済を得る- 116
帰着 -ふたたび現実の世界へ戻る- 118
演奏を繰り返す目安 120
無音の時間を作る 122
適切な演奏時間の長さ 123
別の楽器を組み合わせる 124
コラム:心地よい演奏と、そうでない演奏の5つの違い 126
第五章 サウンド・バス イベントの実践編 129
演奏を聞いてもらえるイベントを企画してみよう 130
セットとセッティングについて 132
セットの整え方 134
セッティングの整え方 136
さまざまな演奏会場の特徴 138
会場内のレイアウトについて 139
マイクとスピーカーを使う基準 140
コラム:セットを整えるための事前の情報発信 141
演奏中に大切なこと 142
苦痛の原因と対処方法 144
コラム:演奏中に眠るのはよいこと?悪いこと? 145
苦痛を未然に防ぐために 146
演奏が終わったら 148
コラム:私が感想のシェアタイムを作らない理由 149
サウンド・バスのさまざまな活用方法 150
第六章 まとめ 153
おさらいその1:知識を確認しよう 154
おさらいその2:技術を確認しよう 155
おわりに:クリスタルボウルの未来に向けて 157
付録:用語集 158
音の世界を楽しみましょう。私も修行を続けます。