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クリスタルボウルの音は何メートル先まで届くの?

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いろいろなご質問にお答えしていくシリーズ。本日は「クリスタルボウルの音は何m先まで届くの?」について書いてみます。

クリスタルボウルの音が届く距離

いきなり結論から書いてしまうと、音がどのくらいの距離まで届くかは、音源(音を発生させる物)の素材は関係なく、音圧(音の大きさ)の大小によって決まり、シンプルな計算式で表すことができます(距離減衰)。

つまり、クリスタルボウルであっても、同じ形をした茶碗を叩いた音であっても、障害物が一切ない空間において同じ音圧で鳴らしたなら、どちらも同じ距離まで届きます。クリスタルボウルだけが特別遠くまで届くということはありえません。

遠くまで届くように大きな音を出したいなら、ボウルのサイズも大きなものを選ぶとよいでしょう(フロステッドボウルなら12インチ以上、クリアーライトボウル/アルケミーボウルなら9インチ以上)。

私は数十人規模の演奏ではマイクやスピーカーを使わずに生音だけで演奏をしますが、数百人規模のときはマイクとスピーカーを使うようにしています。

大きな音を出せば数百人規模でも生音で大丈夫かもしれないけれど、「大きな音を出す=ボウルを強く振動させる」ということなので、演奏が乱暴になるし、ボウルにもダメージを与えるため、無理をせずにマイクとスピーカーを使うようにしています。

というわけで、サウンドヒーリングとして適切な音量で鳴らしたクリスタルボウルの音(生音)が、サウンドヒーリングの体験としてきちんと届く距離は・・・せいぜい30m程度(体育館くらいの範囲)かなと思います。ガツーン!と大きな音で鳴らしたらもっと遠くまで届くとは言え、やりたくない演奏ですね・・・。

クリスタルボウルの音が遠くまで聞こえるように錯覚する理由

クリスタルボウルの音は遠くまで届くように感じられます。それは、クリスタルボウルが持つ長い「残響音」が原因です。

クリスタルボウルを鳴らすと、「こーーーん・・・」というように、ものすごく滑らかに、ゆっくりと音が小さくなっていきます。耳をすましていると、いつまでも余韻が残っているように感じられるほど、長い残響音を持っています。

この残響音の長さは、まるで遠近法の絵画のように、奥行きや距離を私たちに感じさてくれます。

私たち奏者は、クリスタルボウルの美しい残響音を大切にしながら、少しずつ音を重ねてサウンド・バスの世界を作っています。

音という物理的な現象はすでに解明されていますが、音とともに私たちが何かを願い、何かを思ったとき、その願いや思いが世界にどのような影響を与えるかは、まだ解明されていません。

クリスタルボウルの響きには、願いや思いを強めてくれる効果があります。

「音が届く」ではなく、「願いや思いが届く」と想像しながら、演奏してみるのはいかがでしょうか。たくさんの未知なる可能性を楽しんでみましょう。

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