クリスタルボウルの生演奏をBGMにヨガを行う「クリスタルボウルヨガ」が人気です。私も毎月、中目黒Under the Treeでイベントを行っています。次回は1月12日(木)です↓
Yoga × クリスタルボウル◯満月ナイト 新年ヨガ&音始めの部
本日は、私がヨガとコラボするときに気をつけていることをご紹介します。
ヨガをジャマしない音に徹する
クリスタルボウルヨガの主役は、やっぱりヨガです。ひとりよがりにガンガン叩いたりグワングワンこすったりの演奏をしていると、ヨガのジャマになりかねません。
ヨガ先生が説明を喋っているときなどは無音に徹することも大切です。
呼吸やフローに合わせて音を鳴らす
ボウルを鳴らすタイミング、音を変えるタイミングはすべてヨガの呼吸やフロー(ポーズの流れ)に合わせています。また、最初に左側・次に右側といった感じで左右対称のフローがある場合、音も同じパターンを繰り返して鳴らしています(左右対称のフローなのに音が違ってたらアンバランスです)。
動きがあるときには鳴らさないことも
クリスタルボウルは「力が抜けていく」音です。「ちょっとがんばってみましょう」というような、パワフルなフローが続くときには、あえて音を出さないこともあります。出しても、叩いて短い音だけにしてみたり。
「どんなときでも鳴らし続けていれば快適になるはず」というような思い込みは危険です。
too muchに気をつける
ふだんのクリスタルボウル サウンド・バスイベントは1回の演奏が長くても45分程度ですが、クリスタルボウルヨガのときはヨガに合わせて60分以上演奏を続けることがあります。
クリスタルボウルの音は長時間ずーっと聞いていればよいというものではありません。too much(過剰)にならないように、時間が長いときは音の構成をシンプルにして(複雑に鳴らしすぎない)、音量も控えめにしています。
too muchがいかに危険なのか、too muchになったときはどう対処したらよいのかについてはスクールでも丁寧に説明します。
シャバーサナでは冷えに注意
ヨガの最後のポーズ、シャバーサナ。クリスタルボウルヨガでは、シャバーサナの時間を長めにとって、じっくりとクリスタルボウルの音を体験していただくことが多いです。
このときに気をつけたいのが身体の冷え。ヨガの最中は動いているから暑くても、シャバーサナでじっとしていると急激に体温が下がっていきます。シャバーサナの前に、ブランケットを配ったり、上着を羽織ってもらったりしておきましょう。
こんな感じのレクチャーと実技指導を「クリスタルボウル サウンド・バス レッスン」として行っています。現在、私が10年以上かけて研究し続けてきた内容を共有する場です。音の世界に「正解」はないかもしれないけれど、だからといって「ウソ」でもよいという考えでは未来に続きません。クリスタルボウルはウソで塗り固めなくても十分すぎるパワーがあります。皆さんで世界にバランスを取り戻してみましょう。
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