TABI LABO マインドフルネス対談 第二弾が公開されました

カルチャーWEBマガジン「TABI LABO」で私が連載している「マインドフルネスの最前線」という対談ページ。第一弾のケン ハラクマ先生・VR瞑想に続き、第二弾は岡山・HIKARI CLINICの遠迫院長と「フローティングタンク」について対談を行っています。

「マインドフルネス」の最前線──「無」を生み出す「フローティングタンク」 | TABI LABO

フローティングタンクってなぁに?についてはTABI LABOでも書いておりますが・・・

ものすごく浮力の強い水に浮かぶための装置です。胎児が子宮の中にいるのと同じような環境を作り出すことで、外部からの刺激を遮断した、とても静かでやさしい「無」を体験できます。

クリスタルボウルは「繰り返されるやさしい音」にココロを委ねることで、自分自身の内側から癒やしを引き出します。

フローティングタンクは「外部からの刺激がない」状態に心身を委ねることで、自分自身の人の内側から癒やしを引き出します。

手法は異なるけれど、どちらもとても心地よくて私は大好きです。

 

さて。今回の対談ですごく「そっかー」と勉強させてもらえたのは・・・

「人は楽しいことを求めているのではなく、苦しいことを忘れたいだけでは?」という指摘と、「同じ言葉はしゃべれても、同じ沈黙はない」という詩的な表現。

 

クリスタルボウルのイベントって、なかなか宣伝が難しいですよね。ヒーリングです!静かな時間です!みたいなアピールをしていても、同じお金と時間を使うのなら、おいしいご飯を食べたり、カラオケに行ったり、お酒を飲んだりした方が楽しそうだし、そっちに行くのも当然だと思います。

でも、その行為(ご飯や大騒ぎ)って「楽しいことをしたい」のではなく「苦しいことを忘れたい」のでは? それなら、フローティングタンクだって同じ効果が得られるかもですよ、という指摘は・・・確かに、そうかもしれないなーと思いました。ストレスの解消方法はたくさん持っていた方がラクですよね。大騒ぎな方法でしかストレスが解消できない(と思い込んでいる)なら、大騒ぎできない環境・状態になったとき、とってもストレスがたまってしまいそうです。

「私にはフローティングタンクやクリスタルボウルの体験なんて必要ない」という人にも、ぜひ試してもらいたいです。

 

そして、「同じ沈黙はない」というのも深いなーと。私はクリスタルボウルの演奏が終わった後、いつも「静かな時間をご一緒できましたことを感謝いたします」と挨拶をしています。楽器を演奏しておいて「静かな時間」というのも妙に聞こえるかもですが、私にとってのクリスタルボウルの時間は「美しい静寂」だと感じているので、そんな挨拶をしています。

言葉は言葉以上のものを伝えられません。しかし、無は無限の可能性を持っています。人間だって、会話を続けていないと息苦しい相手より、無言でも心地よい相手の方がいいですよね。

フローティングタンクもクリスタルボウルも、押しつけがましいものではないからこそ、それぞれの人にそのとき必要な体験を、毎回届けてくれるのだと思います。これからも静かな演奏に磨きをかけていきます。

遠迫先生、HIKARI CLINICのスタッフの皆様、お忙しい中を本当にありがとうございました!!!!!!!!!!!

 

HIKARI CLINICは岡山にあるメンタルクリニックなので、お住まいの地域によってはちょっと遠いかもしれませんが、ぜひ一度フローティングタンクを体験してみてください。とっても心地よい時間です。

岡山駅前の心療内科・精神科HIKARICLINIC (ひかりクリニック)

※フローティングタンクは保険診療ではありません。自由診療となります
※クリニックの診察を受けず、フローティングタンクのみの利用が可能です

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