誰かのための行動と自分のための行動のバランス

9月11日(土)は東京・表参道のIYC表参道スタジオにて、「セルフコンパッションを高めるスージングタッチとクリスタルボウル サウンド・バス」というイベントを行いました。

当日の演奏の模様はこちらです↓

※スマホからライブ配信をした動画のため、画質・音質はあまりよくありません。ご了承くださいませ

「セルフコンパッション」とは、自分自身への思いやり、慈しみのこと。私たちは他者には思いやりや慈しみの気持ちを持つことができても、自分自身にその気持ちを与えることは、ちょっと苦手だったりします。会社の同僚がミスをしたら励ますけど、自分がミスをしたら「私ってバカだー!」と思ったりしますよね。

セルフコンパッションが低いと自己否定的になり、自分の持つポテンシャルを下げてしまいます。このイベントではクリスタルボウルの音に包まれながら、セルフコンパッションを高めるアプローチを行いました。

 

さて。

セルフコンパッションと同様に、私たちは「自分のため」に何かをすることも、ちょっと苦手だったりします。「自分のため」より「誰かのため」に何かをしているときの方が「やりがい」を感じがちです。

たとえば、「期待に応えるために仕事をする」とか、「家族のためにがんばる」というのは、「誰かのため」です。

「遊ぶ金欲しさに働く」とか「英語の勉強をする」というのは、「自分のため」ですよね。

 

もちろん、すべての人が自分のためだけに行動したら世界はムチャクチャになってしまうけど(育児放棄とか)、その行動が誰かのためなのか、自分のためなのかは常に意識して、バランスを保ちたいと私は考えています。自分の人生ですから。

 

たとえば、私のクリスタルボウルYouTube。たくさんの人から「無料でこんなの聴けて本当に感謝しています!」というようなお言葉をいただいています。じゃ、この動画は私が「布施や奉仕」の気持ちで作っているかというと・・・そうではありません。私としては、動画を通じてたくさんの人にクリスタルボウルのサウンド・バスを知ってもらえれば、私自身がさらに活動しやすくなるという「自分のため」のメリットも含めています。「何やっているのか分からない怪しいヤツ」だと居心地が悪いのです。

クリスタルボウル サウンド・バス スクール」を全国出張で開催しているのも、旅行好きな私がさまざまな土地の雰囲気に触れたいという「自分のため」のメリットを含めています。

また、「クリスタルボウル サウンド・バス スクール」で奏者の権威付け(認定奏者とか公認インストラクターとか)をやっていないのは、もし私が「あなたは公認インストラクターです!」と言ってしまうと、その人がどれだけ活動をしても、「私のため」になってしまう恐れがあるから。部下が優秀なだけなのに上司が優秀ぶってるのってイヤですよね。

 

繰り返しとなりますが、すべての人が自分のためだけに行動したら世界はムチャクチャになってしまいます。でも、自分の人生を生きるためには「誰かのため」と「自分のため」のバランスは意識しておきたいです。

※見返りを期待せずに与え続ける「ギフティング」や「Give and Give」ができるのは、ごく限られた人・環境・時期だと思います

さぁ、ワクワクできる未来を想像してみましょう。もっともっと自分のために、そしてそれが誰かのために、未来のためになるようなバランスを!

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