そういえばちゃんと書いていなかったことに気づいたので、改めて。
私たちのココロは「脳」が作り出した結果であることは、よく知られています。そして、脳は常に外部の刺激にさらされています。
たとえば、寒い・暑い・見える・聞こえる・・・。この、外部からの刺激を排除したら、脳を純粋にココロへと向かわせることができたら・・・
それを実現する装置が「アイソレーションタンク(またはフローティングタンク)」です。
アイソレーションタンクは大きなバスタブのような形をしていて、内部はマグネシウムが溶けたお湯で満たされています。お湯の温度は体温(36度)と同じに設定されていて、マグネシウムの強力な浮力によってぷかりとカラダが浮かびます。
重力から解放される瞬間です。
仰向けに寝転がってお湯の中に耳を漬けていると(浮力があるので絶対に溺れません)、外部の音は聞こえなくなります。タンク内は遮光することが可能なので、真っ暗にすれば目から入ってくる刺激も排除できます。
体温と同じ温度のお湯のせいで、だんだんと「皮膚」と「お湯」の境界線が曖昧になってきます。
まるで、暗やみの中にココロだけが浮かんでいるような体験ができます。
クリスタルボウル サウンド・バスは、その「音圧」と「音響」によってアタマの中から処理を排除します。音で満たすことで余計なものを消している感じですね(だから演奏が止まると目が覚めます)。
アイソレーションタンクは、一切の刺激がない「無」を作ることでアタマの中から処理を排除します。似ているけどちょっと違う体験です。
私はクリスタルボウル サウンド・バスもアイソレーションタンクもどちらも大好きです。
東京の白金と岡山に仲良しな場所があるので、いつもお世話になっています。
岡山 HIKARI CLINIC
http://hikariclinic.jp/cocoon/
東京白金フロートセンター
あと、アイソレーションタンクって無重力みたいにぷかりと浮かべるので、肉体的なコリなんかにも効くんですよね。疲れているときにもオススメです。
クリスタルボウル サウンド・バスやアイソレーションタンクで、たまに自分のココロと向き合う時間を作れると、さらに自分を大切に・まわりの人を大切に・日々を大切に過ごせるようになると思います。
アイソレーションタンクを開発したジョン・C・リリィ博士の自伝も破天荒でおもしろいです。