3月5日・6日に逗子の「秋谷ヨガハウス」にて開催する一泊二日のリトリートイベントが近づいてきました。
今日は、なぜ逗子の自然の中でイベントを行うのか?について書いてみます。もちろん、理由のひとつはシンプルです。日常生活を離れた場所、静かな自然の中で時間を過ごしたいというものです。
もうひとつの理由は、楽しいことは「掛け算」で増えるからです。
感動の根源というのは、すべてがその対象物に含まれているわけではありません。自分の中の記憶や、記憶になる前の感覚と結びつけられて、初めてココロが動きます。
オルダス・ハクスリーの有名なディストピア小説「すばらしい新世界(Brave New World)」の中で、花を見た幼児に電気ショックを与え続けると、やがて花を怖がるようになるというシーンがあります。
もちろんこれはフィクションの世界の話ですが、私たちが夕焼けをキレイだと思うのは、夕焼けの後に静かな夜が待っていたり、家族の団欒があったからです。犬を見てカワイイと思う人もいれば、怖いと思う人もいます(私はどちらかというと苦手です。だって顔を舐めてきたりするんだもの)。
楽しいことは、なるべくたくさんやっておくと、その後の人生で楽しいことが「掛け算」のように増えていきます。足し算じゃなく、掛け算です。
たとえば、タイの蒸し暑さの中を旅して回った人なら、日本の梅雨時期もタイを思い出して楽しい気分になれます。朝夕の空気が冷えた静かな時間はカリフォルニアみたいです。眺望のいい露天風呂に入ったことがあれば近所の銭湯で目をつぶっても露天風呂気分になれます。スウェットロッジをやったことがある人なら、サウナのロウリュを浴びながら歌い出してしまうかもしれません。
今回の逗子リトリートは、とても楽しい時間になると思います(楽しい時間にします!)。
そういう時間を過ごせれば、日常生活に帰った後でも、ふと「あ、これ逗子の感覚に近い」みたいに思い出してニヤニヤすることができます。マッサージの効果は数日で消えるかもだけど、感動の感覚はほとんど一生続きます。
そんなわけで、いまからワクワクしているのでした。
お待ちしております!!!!!!!!
逗子リトリート チケットページ
http://peatix.com/event/134708/
Facebookページはこちら!