突然ですが、経済評論家の大前研一さんの有名な言葉に、以下のようなものがあります。
人間が変わる方法は３つしかない。ひとつ目は時間配分を変えること。ふたつ目は住む場所を変えること。３つ目は付き合う人を変えること。どれかひとつだけ選ぶとしたら、時間配分を変えることが最も効果的なのだ。
リトリートの期間中はこの3つが一気にダイナミックに変化します。ふだんとは違う時間の流れを、訪れたことのないような居心地のよい場所で、さまざまな人と一緒に過ごす一泊二日です。
なので、できればリトリートやクリスタルボウル サウンド・バスは「おひとり」での参加をオススメします。仲良しグループだと、その輪の中だけで終わってしまったり、「どうだった？」と感覚を他人（友人）と共有しあうと、自分の中へ落とし込む貴重なタイミングを逃してしまいます。
※ただし、今回のリトリートイベントは男性おひとりでの参加ができずに申し訳ないです・・・。
私が自分のクリスタルボウル サウンド・バスイベントで「感想をシェアする時間」を絶対に作らないのはこういった理由です。
感想をシェアしようとして他人向けに口に出してしまうと、どこか他人のことになってしまうんですよね。本来そんなにすぐに結論なんて出せないはずなのに、言葉にしようとするなら結論づけなくてはならない。
これを逆に使っているのが、お葬式（お通夜）です。ひとりで過ごしてしまうと故人のことをずっと考えてしまうため、大勢で集まって「あの人はこうでしたねえ」と語り合うことによって消化していく。
もう10年以上前ですが、2005年に南伊豆の「テラ・憩いの里」で一泊二日のリトリートイベントを開催したことがあります。クリスタルボウル サウンド・バスとVEGAN料理とヨガと焚き火とキャンプで過ごしました。
そこへ参加してくれて、いまでも「あの体験がすべての原点だった！」と語ってくれる人がいます。彼はその後、クリスタルボウルの演奏を初めて、とても素晴らしいプレイヤーとなりました。私とふたりで10個以上のボウルを並べてコラボ演奏をしたことも何度かあります（半分フザけて、クリスタルBOYZという名前にしてみたり、三代目 J BOWL BROTHERSという名前にしてみたり）。
逗子でのリトリートイベントも、そんなキッカケを生み出せることを願って準備しています。どうぞお楽しみに！
逗子リトリート チケットページ
http://peatix.com/event/134708/
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