サウンド・バスの楽器

サウンド・バスで使用される楽器は一般的な音楽コンサートやヘビメタライブのものとは大きく違っています。不思議な楽器が多いので紹介します。
シンギングボウル類
大きなどんぶりのような形状をした楽器を総称して「シンギング(歌う)ボウル(お椀)」と呼んでいます。お仏壇にある「チーン!」という「おりん」や、年末に叩く除夜の鐘の「鐘」もシンギングボウルの一種です。
シンギングボウルはサウンド・バスでもっとも広く使われています。水晶から作られた「クリスタルボウル(クリスタル シンギングボウル)」と合金製の「チベタンボウル(単にシンギングボウルとも)」のふたつの種類があります。
クリスタルボウル

水晶を溶融して作られた「クリスタルボウル」はとても美しく長い響きを持っており、やさしく繰り返される音の波によって全身を包み込んでいきます。クリスタルボウルには大きく3つの種類(世代)がありますが、サウンド・バスで多く使われているのは「クリアーライトボウル」、「アルケミーボウル」と呼ばれる薄くて軽いものです。
クリスタルボウルについてより詳しくはこちらのページを参照ください。
チベタンボウル

金属製のチベタンボウルは複雑な音の響きを持っており、肌を震わせるような感覚があります。音楽的な美しさというより「密教的な響き」を持ったものが多いです。身体の上に乗せたり、アタマに被せたりした状態で音を出すこともできます。
チャイム類
金属のバー(棒)を複数本使用したチャイム類。円筒形のチャイムはボウルと同じく360度すべての方向に音が拡がっていきます。
円筒形のチャイム

コシチャイムやザフィアチャイムといった名前の円筒形のチャイム。手に持って軽く動かすことにより、「ポロロロロン」というような柔らかな音色を出すことができます。
バーチャイム

金属のバーを横一列に並べたバーチャイム。テーブルの上にそのまま置けるサイズのものはテーブルチャイムとも呼ばれています。「シャララララン」という高い響きはクリスタルボウルでは作れない音域なので、演奏のよいアクセントになります。
フォーク類
U字型をしたバーを叩いて鳴らすチューニングフォーク(音叉)。音色に揺らぎがなく、一定の音を鳴らし続けることができる楽器です。
チューニングフォーク

金属のチューニングフォークはひとつだけを叩いて鳴らしたり、チューニングフォーク同士をぶつけ合って鳴らしたりすることができます。手に持ったチューニングフォークを動かすと音像も動かせるため、聴者の身体表面を音で撫でているようなアプローチが可能です。
ドラム類
ドラムの面を聴者に向けて音を鳴らすことで空気を強烈に揺らし、強い音圧でフルボディ・リスニングの感覚を強められます。
ゴング(銅鑼)

平らな鉄の円盤を吊り下げたゴング(銅鑼)。音を鳴らす面積が大きいため、静かに叩くだけでもしっかりと空気を振動させることができます。
フラット・ドラム

ナチュラル・レザーやファイバーから作られた丸い形状のドラム。インディアン・ドラムやメディスン・ドラムとも呼ばれ、ネイティブ・アメリカンの文化の中で儀式的に使われてきました。意識の奥に深く深く入っていけるような響きを持っています。
リード楽器類
木製や金属製の薄いリード(弁)に空気を吹き付けて揺らすことで「ビョーーー」というような長い音を出すリード楽器。バグパイプやアコーディオンもリード楽器です。
シュルティ・ボックス
鍵盤ではなく、「音階の弁を横にスライドさせる」ことで音色を決められるリード楽器。細かく音階が変わるようなメロディを演奏することは構造的に難しいため、同じ音階の響き「ドローンサウンド」を作ることに向いています。
ハルモニウム

音のヨガと呼ばれる「キールタン」で使用されることも多いハルモニウム。鍵盤が付いているのでさまざまなメロディを弾くことができます。
