エレキクリスタルボウルがすごそう

クリスタルボウルの演奏を録音したり、PA(スピーカー)を通すことは長きに渡って難題でした。極低温から可聴領域を超えるような高温まで、小さな音から大きな音間で、とにかく多彩なクリスタルボウルの音色。単純にマイクを立ててミキサーつないで2chのスピーカーから音を出すだけでは、生音とはまるっきり違った音になってしまいます。

私のように複数個使うのであればなおのこと、マイクを何本どこに立てて、スピーカーはどこに置いてどう音を拡げるか、常に悩んでいました。

数十人規模のイベントならもちろん生音でやります。しかし、たまに数百人・数千人規模のイベントからお声がかかることがあります。そんなときは生音の再現性に違和感を持ちつつ、マイクとスピーカーを使っていました。

しかし!そんな悩みが吹き飛びそうな、新しい可能性にワクワクしてしまう、すごい発明と出会えました!!!!!!!

エレキクリスタルボウル誕生! YouTube

クリスタルボウルに鉄のワッシャーを付け、エレキギターのように「振動そのものを」拾うという方式。空気を通じた音を集音するのではなく、振動そのものなので外部ノイズは皆無。複数個を鳴らしたとしても、それぞれのボウルから出る音が混ざることもないので、ミキサーで素直にMIXできるし、個別にエフェクターをかますことだって可能。

・・・これ、すごい!!!!!!!

たしかに、クリスタルボウルの演奏は生音だからこそよいという考えもあります。円形に拡がる音、スピーカーでは再現できない音。そういったものにも、たしかに価値はあります。

だけどその一方で、こういう技術を見ると可能性を感じて、ワクワクします。それは、これまでできなかった数千人規模での演奏や、エフェクターの使用、外部ノイズのない録音などなど・・・。

これからもこんなワクワクに出会えることを願っています!一度体験してみたいなーコレ。

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