大きな流れの中にある、流れるようなクリスタルボウル演奏について

2月24日(月・祝)に、Odaka Yogaの酒見駿介先生とクリスタルボウルのコラボイベントを行いました。満員御礼、誠にありがとうございました!

Odaka Yogaは「繰り返す波のような動き」を大切にしています。これが、私のクリスタルボウルの演奏スタイルともすごくマッチしており、とにかく勉強になって楽しい時間でした。

大きな流れの中にあるクリスタルボウル演奏

私は「クリスタルボウル サウンド・バス スクール」の中でも、よく「ボウルの演奏はカクカクピキピキとした固い動きではなく、自然に流れていくようなやわらかさと共にある」というような説明をしています。

昨日は録画していなかったので、別のヨガイベントので恐縮ですが・・・こんな感じで・・・

たとえば「こする(シンギング)」演奏であれば、カップの中のコーヒーをこぼさずに優しく撹拌するような動きで、「叩く(タッチング)」演奏であれば、水面に小さな波紋を作るような触れ方で行っています。スムーズにマレットを動かせば、前の音を消すことなく「継ぎ足し(アディング)」していけるため、やわらかな音で空間全体を包み込むことができます。

それぞれの動きは分裂しておらず、大きな流れの中に存在しています。そういった点がOdaka Yogaのフローと似ていて、強い一体感の中で演奏することができました。

 

以前、すごく深い瞑想をしていたときに、ぱぁーっと世界の「エネルギー(的なもの)の流れ」に触れたことがあります。この空間すべてにエネルギー(的なもの)が流れており、たとえば石ころは「石」という意識とエネルギーによって石ころとして存在し、私は「私」という意識とエネルギーによって存在し、でも、その意識をふっとほどくと石ころも私も同じ大きなエネルギーの流れとなり・・・

変化を作り出すために必要なのは「個」の力ではなく、相互に作用する「相」の流れ。流れ、流れ、流れ・・・

 

いろいろな人とのコラボは本当によい刺激がもらえます。私は自分だけのイベントと、コラボイベントが半分ずつくらいの割合になるように意識しています。自分だけだと、独りよがりな、アンバランスなことになるかもなので、日々バランスを確認しながら。

またいろいろと。春もすぐそこに!

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