同じクリスタルボウルを使いつつ、体験に変化を付ける方法

新しいクリスタルボウルがもうすぐ「クリスタルボウル サウンド・バスSHOP」へ入荷される予定です。コロナ禍の影響もあって到着が非常に遅れており、お待たせして申し訳ございません。

クリスタルボウルは「ひとつのボウルにつき、ひとつの音階」です。そのため、「幅広い演奏をするためには、いろんな種類のボウルを用意しなきゃ」と、ついつい新しいボウルが欲しくなってしまう・・・ということもあると思います。

でも、同じクリスタルボウルを使いつつ、体験に変化を付ける方法もあります。少ないボウルでも幅広い演奏ができるのです。今日はそんなお話を。

音色×奏法+思い=導き出される効果

先日、YouTube動画でもご紹介した、クリスタルボウルの演奏における「音色×奏法+思い=導き出される効果」という公式の「思い」の部分。

これは「心に秘めた気持ち」だけでなく、さらに積極的な「言葉のガイド」も意味しています。

たとえば、無言でクリスタルボウルを鳴らし続けるのではなく、鳴らしながら「体の力を抜いてリラックスしてください」とガイドするのと、「眉間に意識を集中してください」とガイドするのでは、同じ演奏であっても体験を大きく変えることがでます。

音色と奏法だけだと、使っているクリスタルボウルの数(音色)が増えないときや、新しい奏法ができないときには、聴者が受ける体験(導き出される効果)は、どうしても同じようなものになってしまいます(そのために「新しいボウルが欲しい!」ということになりますよね)。

でも、「言葉のガイド」が使えたら、可能性は大きく拡がります。

瞑想のセリフを紹介したガイドブックは多数販売されていますし、YouTubeの瞑想動画や瞑想アプリを参考にしてもよいでしょう。

私はこれを、「古代の叡智とクリスタルボウルの融合」と考えています。瞑想など、古代から使われていた手法がクリスタルボウルの音によってさらに強まるのです。

ベースにあるのは「音色×奏法」ですので、そのどちらか(または両方)がデタラメではうまくできませんが、「音色×奏法」が心地よく聞こえているとき、さまざまな「思い(言葉のガイド)」を入れるのは、とても有効です。

演奏しながらのガイドが難しいときには

もっとも、集中の意識で演奏をしているころは「演奏しながらガイドを喋る」というのが、すごく難しいと思います。

そんなときは「鳴らしながら喋る」のではなく、「鳴っている最中に(ボウルから意識を離して)喋る」ようにしてみましょう。

クリスタルボウルはとても残響音が長いので、軽く叩くだけでも「こーん・・・」と響き続けます。その、響き続けている最中にガイドを喋るようにします。鳴らす・喋る・鳴らすの繰り返しです。

「こーん・・・」
「鼻から息を吸って・・・」
「きーん・・・」
「ゆっくりと吐き出します」
「こーん・・・」
「もう一度ゆっくり鼻から吸って・・・」
「きーん・・・」
「ゆっくりと吐き出します」

 

クリスタルボウルの歴史は始まったばかりです。皆さんご一緒に、この新しい世界を楽しんでいきましょう!

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