クリスタルボウルとお客さんの距離

クリスタルボウル サウンド・バスイベントで、ボウルのすぐ側に頭を置こうとする方がおられますが・・・それは不要ですよというお話です。

ボウルと聞き手の距離が近すぎると「近くのボウルの音」だけが大きくダイレクトに届いてしまいます。たとえばFのボウルの側に頭があると、Fの音がすごく巨大に届く代わりに、Fの先に置いてあるGやAの音は(Fと比べると)大きく届きません。これはとてもアンバランスです。

きちんと距離が離れていると、複数のボウルの音が床や壁で反射されてバランスよくミックスされた音を届けることができます。しっかりと全身を音で包むことが可能です。

シャワーを浴びるときに、シャワーヘッドを近づけると水の勢いが強くなる代わりにピンポイントでしか当たりません。遠くにすると全身を均等に温めることができます。そんな感じですね。

私のクリスタルボウル サウンド・バスイベントではノビノビできるように広い会場を選んで、距離を適切に開けられるようにしています。どうぞゆったりとした気持ちで、全身を音で包んでみてください。

Magali Luhan

水晶から作られた楽器「クリスタルボウル」を使い、心地よい音色で心身に変化をもたらすサウンド・バス アーティスト。東京・浅草橋「studio PLAYA」運営、Crystal Sound Laboratory代表。

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