クリスタルボウルは「シリカ」という、水晶と同じ単一の素材から作られています。元素記号だと「Si」ですね。アルケミーボウルという種類のボウルは、さらに別の鉱物を混ぜたりコーティングしたりして製造されていますが、ベースとなっているのはやはりシリカです。
クリスタルボウルと似た楽器に、仏壇の「おりん」や除夜の鐘の「鐘」のような、金属(スズや銅の合金)製のものがあります。これらは英語では「シンギングボウル」と呼ばれています。
クリスタルボウルは水晶という「石」、シンギングボウルは「金属」から作られていて・・・第三のカテゴリとして「土」から作られた「セラミック・シンギングボウル」というものがあります。
Ceramic Singing Bowls – Ceramic Song
https://www.ceramicsingingbowl.com/bowls/
セラミック・シンギングは簡単にいえばお茶碗みたいなものです。粘土をこねて焼き上げています。
ぶっちゃけると、音の響きのよさ・長さはクリスタルボウルの方がはるかに上です。クリスタルボウルは工場のマシンで製造されるため、高い精度を保つことができますが、手作りのセラミック・シンギングボウルは形状が不安定です。
セラミック・シンギングボウルならではの楽しみは「手作りできる」というところ。好きな形で、好きな模様を付けられるのはクリスタルボウルにはない魅力ですよね。
世界には素晴らしい楽器がたくさんあります。これからも、サウンドヒーリングを皆さんで楽しんでいきましょう!
・・・もし、お知り合いに陶芸をやっておられる方がいたら、「シンギングボウルを作ってみない?」と誘うと・・・ひょっとしたらすごい楽器が完成するかもしれません。