音階やピッチだけでは計り知れない、クリスタルボウルのハーモニー

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クリスタルボウルにはそれぞれひとつずつ、ドレミファソラシの音階があります。半音(#)もあるので、1オクターブが全部で12個の音階です。さらに、ちょっとややこしい「ピッチのズレ」があるのもクリスタルボウルの大きな特徴です。

クリスタルボウルはひとつだけで演奏するより、複数個を組み合わせて「ハーモニー」を作ると、さらに体験の魅力を増すことができますが・・・「私のボウルとキレイなハーモニーを作れるのはどの音階?」というのは、なかなか難しい悩みです。

基本的な考え方としては、ドミソやレファラなど、ピアノの和音をイメージしながら組み合わせると大きな失敗はありません。でも、音階やピッチのズレだけでは計り知れないのがクリスタルボウルのハーモニーです。

たとえばこちら↓ LOW-A +33、D -15、F -42という、なかなかバラバラなピッチの組み合わせです。

数値上はバラバラなれど、実際に聞くとハーモニーがきちんと成立しています。

続いて、同じ組み合わせで「LOW-A +33」を「LOW-A +5」に変えて、LOW-A +5、D -15、F -42の組み合わせです↓

まったく違う響きに聞こえませんか?特に2音目の「D -15」を鳴らしたとき、すごくさみしい感じになっています。

「(ピッチのズレが少ない)絶対音に近い」という視点だけなら、LOW-A +33とD -15より、LOW-A +5とD -15の方が絶対音に近いものになっていますが、ハーモニーの美しさという視点からは疑問が残ります。

これは、クリスタルボウルの音の残響音がとても長いこと、豊かな倍音を含んでいることなども影響しており・・・

ぶっちゃけ、「一緒に鳴らしてみないと分からない」ところも多いです。

そんなわけで、クリスタルボウル サウンド・バスSHOPのセット販売はすべて上記の写真のように、たくさんのボウルを並べてひとつずつ鳴らして、あーでもないこーでもないと悩みながら組み合わせを作っています。単体で販売しているボウルも、なるべく試聴リンクを付けて実際の音を聞いていただけるようにしています。

これがなかなか大変な作業だったけれど、今後はクリスタルトーンズ社のLupito氏と専門スタッフさんが組み合わせを考えてくれるので・・・ありがたいことです。お値段は上がりますけど・・・すべて自信作なので、どうぞお楽しみに。

どこまでも奥深いクリスタルボウル サウンド・バスの世界。皆さんで探求していきましょう!

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