TABI LABO マインドフルネス対談 第3弾が公開されました

カルチャーWEBマガジン「TABI LABO」で私が連載している「マインドフルネスの最前線」という対談ページ。ケン ハラクマ先生との「VR瞑想」、HIKARI CLINICの遠迫院長との「フローティングタンク」に続き・・・

第3弾として、Sauna Camp. 大西さんとの「サウナ」対談が公開されました!

「マインドフルネス」の最前線──「テントサウナ」が生むストレスとリラックス | TABI LABO

マインドフルネスという視点からサウナへアプローチをした文章は貴重なはず・・・。ヨガの大先生、精神科医、サウナ好きという幅広い人選も・・・(記事の企画立案、人選も私が行っています)。

で。

クリスタルボウル奏者の多くは女性です。また、お客さんも多くが女性です。女性からすると、サウナなんて熱くて狭い中にオジさんがひしめき合っている異空間のように思われるかもですが・・・

いろいろ分解すると、実によくできた瞑想空間なのです。

まず、サウナは裸になって入る前提なので「既存の世界(デフォルト・ワールド)」から切り離されます。女性も男性も、ふだんは「着飾る」ことができますよね。でも、サウナの中は「裸の自分」という、ごまかしようのない状態です。

クリスタルボウルのイベントで裸になってもらうわけにはいかないけれど、ふだんとはちょっと違う特別な空間を演出することで、「既存の世界(デフォルト・ワールド)」から切り離され、新しい視点で自分を見つめられると思います(サウナで他人をジロジロ見るのはマナー違反です)。

そして、サウナは「熱い・冷たい」の繰り返しによって肉体へストレス(負荷)を与え、ただボケーっと過ごすよりも「自分の感覚」をより強く感じることができます(その対極にあるのが、ストレスを完全に取り除いたフローティングタンクです)。

クリスタルボウルのイベントであれば、ナーダブラーマ瞑想のようにハミングをしたり、ヨガのように動いたり、マッサージを受けたり、ペアセッションやタッチセラピーのように触れられることで、「自分の感覚」をより感じやすくなると思います。自分の感覚を取り戻すことは、自己同一性を取り戻すことにつながります。

最後に、サウナは入浴と同じように全身の血流を増やすため、脳への酸素供給量が増え、ふだん以上の状態へとアプローチをしています。

クリスタルボウルも、ごい〜んと鳴ると全身に心地よく響きますよね。音の振動を消すことなく、しっかりと全身で受け止められるようにしてみましょう。

世の中の「心地よいもの」を分解すると、クリスタルボウルの演奏に応用できることがあります。サウナ話もとても勉強になりました。

 

さて、私がTABI LABOという超大手の一般向け媒体(毎月400万人以上が閲覧している!)で連載をしている理由のひとつに、「クリスタルボウル奏者という存在を広く知ってもらいたい」というのがあります(もうひとつは、連載を通じてさまざまな人から刺激をもらいたい)。

まだまだ、多くの人はクリスタルボウルを知りません。

ましてや、それ(クリスタルボウル)に関わっている人間(奏者)が何を考えているかなんて、知る由もありません。

「クリスタルボウル奏者なんていう仕事があるのか。こんなことを考えている人もいるのか」というのを知ってもらって、クリスタルボウル体験への敷居を下げ、参加したときにはビックリの体験で感動させる・・・ことができたらいいなと思っています。皆さんでさまざまな方向へ音の可能性を広げていきましょう。

第4弾もお楽しみに!

「マインドフルネス」の最前線──「テントサウナ」が生むストレスとリラックス | TABI LABO

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