私がクリスタルボウルの演奏中にこっそりやっていること

7月上旬からの豪雨により、被害を受けられた方々へ心よりお見舞いを申し上げます。私の実家(島根県西部)も河川の氾濫や避難勧告など、いろいろ大変な状況でした。

東京ではコロナウィルスの感染確認が徐々に増えているし(それでもアメリカに比べると極端なほど少ないので、アメリカの友人からは羨ましがられています)、なかなかココロ休まらない今日この頃ですが・・・

本日は少し気を抜いて。私がクリスタルボウルの演奏中にこっそりやっていることをご紹介します。

それは・・・

「奥歯を浮かせている」

です。

なんじゃそりゃ。

クリスタルボウルはリラックスしながら演奏する楽器です。身体に力が入った緊張状態では、やわらかな動きができず、硬い音の響きになってしまいます。

 

「歯を食いしばる」という言葉があるように、身体に力を入れたいときは口にも力が入っています。「よいしょ!」とするときは、「よい」のタイミングで歯を噛み締めて「しょ!」で力を解放していますよね。「おほほほ」では、力が全身に入りません。

私は口を半開きにしたり、奥歯でベロを軽く噛んだりすることで、奥歯が触れ合わないようにして、全身の力を抜いた状態で演奏をしています。そうすることで、少しでもやわらかな音が出せることを目指しています。

「なかなかやわらかい音が出せない!」という奏者の皆様。奥歯の力を抜いて、リラックスして練習してみましょう。奥歯が触れあった状態では演奏しない方がよいですよ。

音を聞くときも、身体をぎゅーっと緊張させていると音の振動(波動)を受け取りづらいので、くたーっと全身リラックスして聞いてみてください。温泉に入るときにガチガチの状態で入るのではなく、くたーっと入った方が気持ちがよいのと同じです。

 

クリスタルボウル サウンド・バス レッスン」の2020年版テキストも、ようやく完成しそうです(半年かかった!)。

また、全国の皆様と静かな時間をご一緒できる日を心待ちにしています。

Magali Luhan

水晶から作られた楽器「クリスタルボウル」を使い、心地よい音色で心身に変化をもたらすサウンド・バス アーティスト。東京・浅草橋「studio PLAYA」運営、Crystal Sound Laboratory代表。

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