「最近、大手のヨガスタジオでもクリスタルボウルを取り入れているクラスがあるんですが、そうすると私みたいな個人の奏者は活動できなくなるんでしょうか?」という質問をいただきました。
はい。ホットヨガスタジオのLAVAさんも「Clear Yoga」の名前で、クリスタルボウルの音を取り入れているみたいですね(私は参加したことはありませんが・・・)。
今日はそんなお話をブログにて。
結論から書くと、それほど気にしなくても大丈夫かと思います。
まわりのことはひとまず忘れて、あなた自身が、クリスタルボウルや癒やしの音の時間を通じて、まわりの人へどんな体験を届けたいのかを想像してみましょう。なるべく細かなディテールまで想像してみましょう。
おそらく、その想像の中に「全国でヨガスタジオを運営して、インストラクターがクリスタルボウルを演奏できるようにする」というイメージはないと思います(あったらごめんなさい)。
おそらく、その想像の中にあるのは「自分らしい音の世界を作って、聴いてくれる人と大切な時間を過ごして、ヨガや瞑想のコラボとか、リトリートもやれたらいいな・・・」というイメージだと思います(違ったらごめんなさい)。
私たちが意識すべきなのは、大切にすべきなのは、「聴いてくれる人」のことです。
大手ヨガスタジオで提供される価値と、私たちが作り出せる価値は完全に同じではないはずです。日本のヨガインストラクターさんも、全員がLAVA所属ではありません。個人レベルで活動されている方も多くおられます。
※LAVAさんやLAVAさんのクラスが悪いという意味ではありませんよ
クリスタルボウルの歴史は始まったばかりだし、まだまだ一般的に知られた存在でもないし、演奏者の数も圧倒的に少ないです。
私たちが意識すべきなのは、大切にすべきなのは、「聴いてくれる人」のことです。
ただ、これは自戒も込めてですが、「クリスタルボウルの演奏をやっています」とか「クリスタルボウル奏者です」だけだと、奏者の数が増えれば増えるほど、ややこしくなってくるはずです。「うん、そういう楽器も知ってるし、演奏する人がいるってのも知っているけど、あなたは実際どういう人?」という感じですね。
今後は「クリスタルボウルで癒やしの演奏をやっています」とか「クリスタルボウルで瞑想のクラスをやっています」というように、より「提供される(享受できる)価値」に基づいた表現をしていかなきゃなと思っています。「サウンド・バス アーティスト」でもいいんだけど、分かりにくいですよね・・・。
ひとつだけうらやましいのは、LAVAさんみたいに全国にスタジオがあれば、演奏場所探しで悩むことはないんだろうなと思います。私みたいな個人アーティストが単発でレンタル利用できるヨガスタジオって、そんなに多くないんですよね・・・。ここらへんは、個人でヨガスタジオを持っている方と信頼関係を作っていければ・・・です。
※本来は有料イベントが禁止されている公民館等で名前を伏せてイベントを実施するのは、参加される方にもウソ(秘密)を強要することになるのでやめましょう・・・
たくさんの人がクリスタルボウルや音の体験に興味を持ち始めている!とっても素晴らしいことだと思います。
それぞれが、それぞれの存在として輝けますように。私もがんばります!
あ、LAVAさん、またイベントオファーあったらお気軽に連絡ください!その節は大変お世話になりました!