クリスタルボウル演奏前の呼吸のガイド 参考例文

私はクリスタルボウルを演奏する際、最初に「呼吸のガイド」というものを取り入れています。

ヨガでも最初に呼吸を整えますよね。それのサウンド・バス版のような感じです。

「自分でもクリスタルボウルを演奏してみたい!」という方に向けて、2024年3月9日に行ったYouTube配信より、クリスタルボウルの演奏前に行っている呼吸のガイドをご紹介します。

以下、動画の文字おこしです↓

それでは それぞれの空間で、ゆったりと音に耳を傾けてみてください。

それぞれの空間に響いていくクリスタルボウルの音。

「音」とは空気の細やかな振動です。

波のように伝わるので「波動」とも呼ばれています。

この細やかな音の振動を体に取り入れるような気持ちで、ゆっくりと息を吸い込んでみましょう。

そして、ゆっくりと吐き出していきます。

それぞれのペースで繰り返します。

また ゆっくりと吸って、ゆっくりと吐き出していきます。

最後にまた一度。それぞれのペースでゆっくりと吸って、ゆっくりと吐き出したら、元の呼吸へと戻しておきましょう

それでは 体の力ももうひとつ抜いて、それぞれの心地よい空間で音に耳を澄ましてみてください。

大きなお風呂に入るときと同じで、体に力が入ったり 緊張があるとあまり音も体の中に入っていきません。

大きなお風呂に入っているような気持ちで、ドカンと体を緩めて音の波の中に気持ちとカラダを委ねてみてください。

それではここからクリスタルボウルの演奏を始めていきます。

↑ここまで

 

上記のガイドはYouTube配信なので「それぞれの空間に…」という表現を多用していますが、同じ空間で過ごすリアルイベントであれば「それぞれの」の部分はナシにして「空間に…」としています。

また、「それぞれのペース」も多用しています。これは私自身が、誰かに呼吸のペースをリードされるのが得意じゃないからです。

レントゲンを撮るときとか、「はい吸ってー!」と言われると「いや、いま吐いてるとこだったんです!」と焦っちゃうんですよね。ガイドの言葉に合わせるのではなく、それぞれのペースで続けてもらえるようにしています。

クリスタルボウル サウンド・バスのような体験は「はいはーい!いまから演奏しますのでお静かに!」という感じでいきなりスタートするのではなく、じっくり丁寧に進めていくことでよりよい体験につながっていきます。

音の世界を楽しんでいきましょう!

Magali Luhan

水晶から作られた楽器「クリスタルボウル」を使い、心地よい音色で心身に変化をもたらすサウンド・バス アーティスト。東京・浅草橋「studio PLAYA」運営、Crystal Sound Laboratory代表。

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