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クリスタルボウルの好転反応について

「クリスタルボウルを聴いて気持ち悪くなったけれど、好転反応だから大丈夫と言われました。本当にそうなのですか?」

クリスタルボウルのイベントで、こうしたご相談を受けたことがあります。私の答えは、「好転反応だからと我慢して、聴き続ける必要はありません」です。

「好転反応だから大丈夫」と決めつけない

好転反応という言葉は、「よくなる過程で一時的に不調が出る」という意味で使われることがあります。ただし、クリスタルボウルを聴いた後の頭痛や吐き気などが、毒素の排出や回復の証拠だと確認されているわけではありません。

その言葉だけで不調を説明し、「数日で治る」「正しい反応だから続けてよい」と判断することはできません。また、不調の原因を演奏のよしあしだけに決めつけることもできません。

気持ち悪い、頭が痛いと感じたら

まずは聴くのをやめ、主催者にお知らせください。無理なく移動できるなら音から離れ、落ち着ける場所で休みましょう。ふらつく場合はひとりで立ち上がらず、助けを求めてください。

症状が強い場合や続く場合は、医療機関へ相談してください。緊急性を感じたら、イベントの終了を待たずに救急対応を求めてください。

飲み物や入浴で治ると考えて必要な受診を遅らせたり、我慢して演奏を聴き続けたりしないことが大切です。

奏者が大切にしたいこと

参加者さんが不調を伝えてくださったら、「よい変化が起きている」「あなたの感じ方の問題」と説明してしまわず、まず休めるように対応します。

演奏前から、姿勢を変えることや途中で退出することができると案内しておく。音量や楽器との距離、会場の響きを確認する。ご本人の希望を聞く。そうした具体的な配慮を大切にしたいと思っています。

同じ音でも感じ方は人それぞれです。強い反応が出ることを、よい演奏の条件にはしていません。特別な変化を感じなくても、静かに過ごせれば、それでよいのです。

体調に心配があるときは

サウンド・バスは医療上の治療ではありません。体調や治療中の病気について心配があれば、参加前に医療者へ相談してください。

瞑想全般についても、安全性に関する研究には限界があり、不安などの望ましくない体験が報告されています。「癒やしの体験だから誰にでも安心」と決めつけないようにしたいです。

参考:NCCIH「Meditation and Mindfulness: Effectiveness and Safety」

私が行っているサウンド・バスについて

「心の中に空間を見つける体験」をコンセプトに、緩急静寂取り混ぜた七色変化の倍音サウンドを操るサウンド・バス アーティスト。東京・浅草橋「studio PLAYA」運営、Crystal Sound Laboratory代表。

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