9月27日に名古屋で開催した「スージングタッチとクリスタルボウル サウンド・バス」の録音をYouTubeで公開しました(映像はなくて音だけです)。
セルフ・コンパッション(自分への思いやり・慈しみ)を高めるための「スージングタッチ」のガイドを行いながら、クリスタルボウルを演奏しています。
映像がないので少々分かりにくいかと思いますが・・・スージングタッチはとても心地よい体験ですので、ご自宅で音とともに行ってみてください。
・・・思えば、私のクリスタルボウル演奏はここ1年半くらいで、かなり「目的化」されました。
たとえば、瞑想を深めるための「ナーダブラーマ瞑想とクリスタルボウル」、
全身を音と融合させることで、大きな一体感(ワンネス)、開放感を感じるための「ボディスキャンとクリスタルボウル」、
そして、セルフ・コンパッションのための「スージングタッチとクリスタルボウル」。
それより以前の私のクリスタルボウルイベントでも、一応いろいろな「テーマ」を付けて、ボウルの構成を変えたり、演奏の内容を変えたりはしていたのですが、じゃ、テーマを聞かされずに目隠しして音だけ聞いて、そのテーマを言い当てることができるか?と言われると・・・そこまで特徴を作ることはできていなかったというのが、正直なところです。
2年前くらいに、ケン・ハラクマ先生から言われたことを思い出します。
「マガリさんのクリスタルボウル、皆さんどういう目的で参加されているんですか?」
「そうですね。体験したことのない心地よさであるとか、深い意識であるとか・・・」
「元気を出したいときの演奏とか、瞑想したいときの演奏とか、特徴を作ることができれば、もっとよくなると思いますよ」
・・・このときは恥ずかしながら、「でも、クリスタルボウルの音って全部ぼわーんとしてますから、なかなか難しいんですよね」みたいな、否定的な回答をしてしまいました。
その後、ナーダブラーマ瞑想やヨガニードラ(ボディスキャン)を体験する機会があり、「そっか!こういったものをクリスタルボウルと組み合わせればいいんだ!」と(ようやく)気づきました。
たとえば、同じ演奏であっても、ボウルを鳴らしながら「全身の力を抜いて、極上の羽毛布団に包まれているような気持ちになってみましょう」とガイドされるのと、「眉間に意識を集中して、その先に光があるようなイメージをします。体はどんどん上昇し、光に包まれていきます」とガイドされるのでは、得られる体験は大きく変わります(もちろん、ガイドの内容に合わせて演奏も変えた方がより効果的です)。
ケン先生から言われた後に「どういう演奏をすれば特徴を作ることができるかな」と、ずいぶん考えたけど、自分の一番身近な「声」を使えばよかったわけですね。灯台下暗し・・・。
サウンド・バスの演奏は、さまざまな「いいもの」と組み合わせることができます。
ナーダブラーマ瞑想もボディスキャンもスージングタッチも、ずっと以前からある手法だけど、クリスタルボウルと組み合わせることで、さらに心地よく・深く体験できるように思います。
と、すれば。
世界の叡智を、どんどんクリスタルボウルと融合させてみよう。
そして、それを洗煉させ、誰でも使えるようにマニュアル化して、たくさんの人と共有してみよう。
※私がYouTubeでいろいろ出しているのは、演奏を他の奏者さんと共有して切磋琢磨したいという理由もあります
そんなことを、考えています。皆さんはどんな体験をしてみたいですか?
・・・YouTubeのチャンネル登録数が3000人になりました!ありがとうございます!