緩急静寂取り混ぜた七色変化の倍音サウンド、クリスタル サウンド・バス、マガリことMagali Luhanです。
私はサウンド・バスの活動で生活をしています。
そして、この文化と体験を次の世代につなげていくために「これでも生活できるよ」というのを伝えていく必要があると考えています。生活ができるからこそ、生活のすべてを捧げることができるわけです。
突然ですが、私の収入の割合を初公開してみます。
まず、Apple MusicやSpotifyの「音楽配信」とYouTubeからの広告収入が全体の半分です。
私の音楽配信はこちら
https://www.tunecore.co.jp/artists/magali
YouTubeはこちら
https://www.youtube.com/@crystal_soundbath
「稼げる」のは世界中へ拡がりやすい音楽配信、イベントに来ていただく「交流」を作りやすいのはYouTube。
どちらも独自ノウハウが求められるので大変ですが、トライ&エラーを繰り返しながら取り組めたら拡がっていくと思います。
次は企業さんやコラボイベントの「外部案件」。企業案件は興味を持っていない人でも楽しめるように「つかみ」が重要。「もっと聴いていたい」と思える音を大切にしています。
ただ、外部案件は実績がないと依頼は来ないし、「やらせてください!」と営業かけるのも違うし(サウンド・バスは押しつけるものではありません)、まずは自主企画・自主開催の演奏イベントですね。
レッスンの割合は少なくなるように意識しています。正直、レッスンの方がイベントより単価を高くできるので短期的には稼げますが、レッスンばかりやってしまうと、いつか(すぐに)壁にぶつかると思います。
日々のイベントがあるからこそ、教えられる内容も充実します。なるべく新鮮な情報を届けたいですよね。
「その他」は書籍の売り上げとかです。
そして、できるだけひとりでやるのを大切にしています。実際これ、全部ひとりでやっています。
CDを作ったり、出版社から書籍を出そうとすると、最初に莫大なコストがかかります(逆に言えば、お金さえ払えば何でも作れます)。
でも、音楽配信やYouTube、私が書籍を販売している「Amazon POD」という仕組みは自分ひとり・外部コストはほぼゼロ円で作ることができます。
誰かに依頼をしないと作れない、誰かと一緒じゃないと活動できないのでは、やっぱり自立は難しくなります。
すべてにおいて意識しているのは「聴いてくれる相手に寄り添う」ことです。
「リトリートみたいに自宅で演奏を聴きながら眠ってもらいたい」と思ったから、YouTubeで3時間のおやすみ動画を作りました。
「CDよりも高音質な音色を広告なしで届けたい」と思ったから、音楽配信が始まりました。
演奏イベントはできるだけ頻繁に気軽に、外部案件も全力で取り組んでいます(集客なくてもギャラは一緒だからと手ヌキはせず)。
レッスンを受けるのが難しい人でも学べるように、書籍を3冊リリースしています。
「本気で取り組みたいので徹底的に教えてください!」というメッセージをいただくと、少し戸惑うときもあります。
もちろん、基礎を学ぶことは大切です。でも、それ以上のことは自分で試して、探して、感じたことからこそ生まれると思います。とにかくやってみる。その先に、自分だけの音が育っていくと思うのです。
歴史の長いヨガやクラシックの世界と、始まったばかりのクリスタルボウルやサウンド・バスの世界は違います。
聴いてくれる相手に寄り添うことを大切に、自分らしくやっちゃいましょう。踏み出した先には新しい世界が待っているはずです。studio PLAYAも使えます。
あ、でもしっかり習いたい!という方にはレッスンもありますので、なにかのときはご相談くださいな。